どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2022-01-01から1年間の記事一覧

エンドロール2022

その年、最後の日に、特におすすめしたい本を書いているが、今年は該当なし。というか、あまり本を読まない年だった。インプットも少ないからか、ブログの更新も少ない年となった。 そんな最後の日に読んでいるのが、堀静香『せいいっぱいの悪口』。 電車の…

何やら流れが悪い。調子が悪い。問題が立て続けに起こるから、流れが悪いと思うのか、流れが悪いと思うから、問題が起こるのか。問題山積みとはこのことだ。 知らず知らずのうちに、肩に力が入っているのだろう。肩と背中の張りがひどい。身体を整えようと、…

普通

引越業者からアンケートを書いてくださいと一枚の紙を渡された。ちなみに後日、提出して欲しいというアンケートには書かない。なぜなら、めんどくさいから。そのアンケートに、自宅にあるもので、大切なものは何ですか、という項目があり、そんなに大切なも…

引っ越し

アパートの隣の空き地に戸建が建つ。いつかはわからない。わからないが、戸建てはあっという間に建つということは知っていて、今年の冬を迎える前に引っ越しをしようと決意するに至った。というのは、我々、アパートの住民は、誰もが、その空き地に雪を捨て…

落合監督時代の中日が強かった理由

アパートの玄関を出ると、秋の匂いを感じた。私にとっての秋の匂いは、この匂いだ。ただ、この匂いは、何の匂いかはわからない。 コンビニでNumberの表紙が目に入った。落合監督と野村監督が表紙だった。1058・1059号。Numberにも合併号があるんだ、ジャンプ…

いくら丼

雲を眺めると秋を感じるというのに、北海道には珍しく残暑である。職場の元同僚が、デイキャンプをしたいと言うので、キャンプをすることになった。今年は、一度もキャンプをしていなかったこともあり、ちょうどキャンプをしたいと思っていたところだった。 …

名乗り出ない美学

高校、大学ともに、野球部のマネージャーをしていると聞き、私は、なぜ、マネージャーをするのかを訊いた。マネージャーは、日の目を見ることがない役回りで、大変なことばかりではないか、と。その人は、子どもの頃、家族でプロ野球を観に行ったきっかけだ…

北海道マラソン

現在、泊まっている宿は、明日が最終宿泊日で、26日から宿泊できる宿を探さなければいけなかった。新たな宿を探したが、いいところが見つからず、もう同じ宿でいいやと思って、日曜日まで予約しようと受付に座るスキンヘッドの宿主にその旨を伝えると、土曜…

白河の関

パチンコ店のテレビの前で、私は甲子園決勝を見ていた。仙台育英が先制したところだった。甲子園決勝をこうしてテレビで観られることは、そうそうあることではなく、ましてや、今日は、東北勢初優勝がかかっている歴史的な日でもあった。外野席も満席になっ…

秘密基地

部下に、これから旅に出ます。探さないでください、とメッセージを送り、私は、3連休に入り、現在、札幌市手稲区の、とある宿にいる。道路を挟んだ向こう側にはパチンコ店がある。そういえば、若かりし頃、旅先でパチンコをして負けったっけ。この道は何度か…

札幌住所不定

コロナ対応をしていたのは私だけではなく、妻も同じことで、私が宿泊していたホテルに、今度は妻が宿泊し、働くこと3日目だったか、4日目だったか、妻が熱を出した。私は、症状を訊くだけで、それが陽性なのか、陰性なのかが判断できるようになっていた。私…

八月

気づけば夏が終わっていた。というか、夏本番にコロナの対応をしていた。休みという休みはなく、ひと段落したのが今日で、朝のみ仕事をし、自宅に帰ってきて、布団の上に寝そべりながら、パソコンを開き、甲子園を横目で観ながら、滝口悠生『水平線』を開い…

妄想

職場の後輩が、お忙しいですか、と申し訳なさそうに私に声をかけてきた。忙しいけど、良いよ、と私が答えると、その後輩は、『ルックバック』ってマンガ知ってますか?と訊いてきた。漫画家を目指すマンガだよね。読んだことあるよ、と私が返すと、堰を切っ…

北海道らしい夏

北海道らしい夏。過ごしやすい夏。空を見上げると曇り空。最近、そんな天気が多い。私は円山球場三塁側スタンドから南北海道大会準決勝を観ていた。もっと足繁く通うべきだった。 高校野球でブラスバンドの応援を始めたのは、どこの高校なのだろうか。新型コ…

雨の匂い

シアターキノで『若き日の映画本』と、もう一冊、本を買った。ヤンヨンヒ『朝鮮大学校物語』。ヤンヨンヒは、映画監督だということをこの本を手に取って知った。新型コロナウィルスのワクチン接種の副反応で、いつもより若干、熱があり、若干の割には、調子…

麦わら帽子

妻に勧められた『2020年五月の恋』をNETFLIXで観た。1話が15分ほどで、全4話で終わる。元妻に間違い電話をしてしまったところから物語が始まり、全て、シチュエーションは同じ。元夫と元妻との電話のシーン。登場人物は2人。『セトウツミ』を思い出した。セ…

つくると届ける

粗大ゴミを出しにクリーンセンターに到着したのは、開始時間の30分前だった。私は、休みだというのに、明後日に控えている会議に提出する資料のことをずっと考えていて、クリーンセンターに到着してからか、到着する前に思いついたのか今となっては定かでは…

仕事とは

今週号の『週刊わたしの考え』をいつものようにコメダ珈琲店で、カタカタとパソコンで打つ。今週号は、『仕事とは』。以前、書いたブログを読み直しながら書いている。書いている途中で、隣の席に男性が3名座って仕事の話を始めた。ふと、顔をあげると満席だ…

前々から欲しい靴があって、靴は、できれば履いてから購入したいけど、北海道に実店舗がないため、ネットで買おうかどうか迷っていたら数年が経っていた。2日間限定で札幌に出張販売するとの情報をインスタで知り、この日を待ち望み、たたきつけるような雨…

たまたま

たまたまを大切にしている。たまたま一緒に働いている。たまたまの会話の内容。たまたま頭に浮かんできた事柄。たまたまが、ただのたまたまに感じなくて、たまたまが私に何かを伝えてくれているように感じる。

デコピン

美容師さんは、兄妹でデコピンをやりあっていた、と思い出を語った。このやり方が一番、痛かったです、と実際のやり方もふまえて。デコピンをやりあっていたというその無意味さに、わたしは、笑った。笑いながら、千円札3枚を美容師さんに渡した。車に乗って…

週刊わたしの考え

いつものコメダで、『週刊わたしの考え』という名の資料をスラックに送った。かれこれ3ヶ月目になる。毎週、毎週、休みの日にコメダ珈琲店に行き、私の考えを打ち込み、職員に送る。私は、楽しく作成しているが、その資料を職員が読んでいるかはわからない…

ドリームキャラバン

5月から職員が1名増えた。その人は一年間限定で、サッカーでいうところのレンタル移籍みたいなもので、ただ、せっかくだから、別れを惜しむほどの出会いをしたいと思っていて、どうすれば良いか考えていたところ、部署を超えて、いろんな職員に出会ってもら…

手紙

職場の部下と食事をした次の日に、お礼の手紙をもらったのは初めてのことだった。自宅に帰ってきて、手紙を読み、私は、泣いた。何度も何度も手紙を読んだ。 半年前、私の所属する部署とは別の部署の募集を見て、採用試験に応募した。しかし、その部署ではす…

昼寝

昼寝をして、起きたら、たつっ、たつっ、と雨が打ちつける音がしていた。 お金や仕事に縁のない人にとって昼寝が最高の贅沢だよねと言っていた友人がいる。こっちが昼寝の後に電話したら、向こうはまだ寝ていて、そんなことでお互い納得してたってことだけど…

シーズン2

”アイスコーヒーたっぷりとモーニング(トーストにバターとおぐらあん)を注文した。私の休日は、コメダ珈琲店の開店から始まる。一週間に一度、それは週刊少年ジャンプが発売される頻度で、私が働く職場の仲間にあてたワードの資料を作成し、送る。今年、私…

おもてなし

館内を案内してくれた仲居さんは、とても緊張しているようで、その緊張が、空気を伝い、私の心まで伝わってきた。仲居さんは、焦れば、焦るほど、言葉がみつからないようだった。館内の案内をしたあとに、自分で自分を責めるのだろうか。 流暢に館内を案内す…

遠出する時は、仕事を終えた夜に出発するのが良い。というか、待ちきれない。 妻と二人、北海道の南を目指して出発したのが21時。あいも変わらず、私は助手席でうとうとし、妻が何か言葉を発しているなあと、目覚めたら、窓の外は雪が降っていた。いつしか、…

赤井川村構造改善センター

余市川沿いの桜並木を妻と歩いた。余市川沿いの桜並木はソメイヨシノが中心で、北海道は、エゾヤマザクラが中心だから、ソメイヨシノを見られるのが嬉しかった。そんなに多くはない人たちが、河川敷を歩き、桜を眺め、写真におさめた。 桜並木を散歩したあと…

スズキではなくトヨタだった

イチローが神戸智辯という草野球チームを作ったり、智弁和歌山に野球を教えに行ったことはテレビか何かで知っていたけれど、実際、どんなことをしているのかを、たまたまYouTubeで観て、私は、再びイチロー熱におかされた。 YouTubeを一通り見終わった私は、…