どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな書き方もあるんだ、と思った1冊。

ハン・ガン『すべての、白いものたちの』を読み終わった。 すべての、白いものたちの 作者: ハン・ガン,斎藤真理子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/12/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 韓国の作家、ハン・ガン。性別が気になっ…

大人の本気ってかっこいいです。

宮下奈都『神さまたちの遊ぶ庭』は、小説だと思って読んでいたら、小説ではなかった。まじなやつだった。宮下一家が一年間、北海道のトムラウシで生活した記録。日記のようで、ノンフィクションだった。本の後ろにはエッセイと書いてあった。 そういえば、私…

頭を掻き毟る

「問い」が大切だと思ったけれど、よくよく考えれば、20代は自問自答を繰り返していた。仕事でも、私生活でも。よくわからねえなって頭を掻き毟り、時に、川辺で座りながら、頭がパンクしそうだっつって、川の流れを眺めながら考え事をしていた。その頃を思…

問い

普段、全く、テレビを観ないんだけど、先日、「名門校の天才・奇才卒業生は今?」というテレビ番組を観た。途中からだったけど。 観ながら、知識よりも、ものごとの捉え方というか、感じ方の方が大事なのかもしれないなあと思った。それは、時に自分の体を使…

ワビサビ結成20周年記念展

art

ゆっくりと動く雲を月明かりが照らす。穏やかな夜。テレビでは、アジアカップ、日本対ベトナムが流れている。前半37:10。0-0の同点。 好きなアーティストのひとり、ひとりというか、コンビだから、ひとりではなく、ふたりだけど、ワビサビが好きで、ワビサビ…

部活理不尽悲話

美容師の息子さんが高校で野球部に入るという話を訊いて、今も上下関係って厳しいんですかね、と私が訊いたところから、部活で味わってきた理不尽な話になった。部活理不尽悲話。 美容師さんは女子校の陸上部で、女子校の理不尽さったらないですよ、と話が始…

事故車を何台見たのだろうか

私が住む町が吹雪いていても、隣の町に行くと晴れることはよくあることで、今日も、どうせ、町を抜けたら晴れるのだろうと思っていたら、吹雪いたままだった。 反対車線は、逆走したのか、スピンをしたのかはわからないが、トラックが走行方向とは逆方向に止…

こんな小説を今まで読んだことがない。ただ、女性には薦められない。

2日連続のホワイトアウト。ホワイトアウトの中を運転。運転しながら、もう、疲れたよ、と心の中でつぶやきながら、早々と帰宅。帰宅して除雪。 椰月美智子『しずかな日々』を読み終わり、ナイスタイミングで、自宅のポストには、岡武士『世紀末ディスコ』が…

新井賞

闇夜に吹き荒れる雪景色を眺めながら、日本昔ばなしみたいだなと思った。雪女が登場しそう。もしくは、道に迷った旅人が、「道に迷ったので泊めてください」と自宅の戸を叩きそうだ。びゅんびゅんと風と雪が窓を叩く。 荒れた天気の時に、自宅にいるのは好き…

−14℃

天気予報を見ていたら、旭川と富良野が最低気温氷点下20℃になっていた。その予報通り、私の住む町でも、氷点下14℃になり、その気温のせいなのか、トイレが近く、何度となく、トイレに駆け込んだ。 戌井昭人『松竹梅』を読み終わった。読んだのは2度目だった…

表現手段は、読んでくれる人が求めているものに応えるだけでは不十分。

今、自分がしている仕事は、小説などの表現手段に通ずるところがあると思うことがある。 お客さんが求めているものに応えるだけでは不十分。こちらの提案との綱引きが魅力的なサービスを生む。提案がなければ、お客さんは驚きを感じない。提案があるから、自…

好きでやっている人にはかなわない。

パウロ・コエーリョ『アルケミスト』のことを考えながら、車を運転し、職場に向かった。 『アルケミスト』は、少年が宝物を探しに行くという物語なわけだけど、どうも尾田栄一郎『ONE PIECE』と重なって、ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)とは、いったい何…

愛は、愛する者といっしょにいるように彼らに要求した

車を運転していると、前の車から線香花火のような火花が散っているのが目に入った。はて?何を擦っているのだろう、と信号待ちの時に確かめてみると、マフラーが外れていて、アスファルトに擦り付けて走っているのであった。どうやって知らせようと思ったけ…

本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ているのだ

年始にもらった10%OFFクーポン券を握りしめ、ブックオフへ。休みのたびにブックオフに行っているが、欲しい本が数冊のため、クーポン券を使うのがもったいなく、未だにクーポン券を1枚も使っていない。クーポン券の有効期限は1月31日まで。 今は、パウロ・コ…

2年間、書き続けていた小説ができあがった日

見るとはなしに、鶴瓶の家族に乾杯という番組を見ていた。那須塩原市の特集で、「ショーゾウさんがいたので、移住しました」だの、「ショーゾウさんのもとで働きたくて」、と、皆、「ショーゾウ、ショーゾウ」と言っていて、そのショーゾウさんが経営するシ…

恩返し

猛吹雪の中、運転していた車が雪溜まりに突っ込んで、身動きがとれないところを助けてくれた方にお礼をしに行った。 突然の訪問者にピンとこないみたいだったけど、「年末、吹き溜まりでスリップしたところを助けられたものです」と名乗ると、わかったみたい…

人物は、何かを志向している面を書く

今冬は、初雪が遅かったのに、積雪量は例年並み。道路脇に高く積まれた雪は、ところによっては、歩行者用の信号機に到達しそう。車庫の雪下ろしもそろそろしなければならない。 年末に吹き溜まりに突っ込んでしまった私を助けてくれた人たちに恩返しに行かな…

小説を書きながら、それを書いている時間を通じて自分が考えたいことは何なのか?

大学生から北海道から三重県まで青春18切符で帰省した話を聞いた。移動4日。実家の滞在が1日半。自宅の鍵を実家に忘れて北海道のアパートに入れないと言っていた。いつしかの自分の話を聞いているようでおもしろかった。 旅の話を訊くと、自分も行きたくなる…

考えの違いが、考えを深める

年末年始の休み明けは、いつも、「あー、うー、あー」と言って、やる気がでないが、今回の年末年始は、それほど連休がなかったのが良かったのか、そんなに、「あー、うー、あー」とはならないから良かった。 久々に良い仕事だったと帰ってきた。相手の新たな…

裸足で逃げる

今年、初めて読んだ本は、『裸足で逃げる沖縄の夜の街の少女たち』。 以前、どこかの本屋さんで、見かけて、表紙が気になったんだけど、その時は買わず、再び、再会して買った。 裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書) 作者: 上間陽子,岡本尚文 出版…

シャッターは開かない。

朝9時。ブックオフの開店時間に合わせて行動開始。 の、はずが、車庫のシャッターが開かない。うちの車庫は、電動で、リモコンの故障は、今回で二度目。 自宅から脚立を運び、脚立に乗って、手動に切り替える。が、手動でもシャッターは開かない。いや、正確…

毎年恒例ブックオフ巡り

元旦の本日は、ばあちゃんをはじめ親戚に会いに行った。が、ばあちゃんは、自宅におらず、あれ?ばあちゃんは?と訊くと、ばあちゃんがいる施設でインフルエンザが流行って、面会もできないとのことだった。自宅に帰りたいという、ばあちゃんの願いを叶えら…