どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2006-01-01から1年間の記事一覧

北の国から〜2006至福〜

フェリーという乗り物に乗っただけで、お腹一杯だったにもかかわらず、 バス、JRを乗り継ぎ、北海道旭川市に着いたのが、30日、AM0:30。 「やっぱり寒いな」と体が痙攣を起こしたかのように、ガタガタ震える。 旭川駅の温度計は、「マイナス3.4度」。 煙草を…

俺は、その日を前夜祭と呼ぶ

旅行に行く前日は、実際に、旅行に行ってる時のように楽しい。 俺は、その前日を、「前夜祭」と呼ぶ。 特に何をするというわけじゃない。 気分の問題。 前夜祭とつけるだけで、1日、楽しむ日が増えたみたいに感じる。 前夜祭から、一人オールをするのも、ま…

『風が強く吹いている』三浦しをん:新潮社

結構、分厚い本なんだけど、先の話が気になり、一気に読んだ。 次が読みたいという欲求を駆り立てられる本は、ひさびさ。 これが、小説の一つの良さなんだろうなぁ。 この本の話は、ボロアパートに住んでいる10人の住人(大学生)が、箱根駅伝を目指す話。 …

忘れられないクリスマスプレゼント

父と母からもらったクリスマスプレゼントのほとんどは、 何をもらったかも忘れたのに、 一つだけ、はっきり思い出すことができるプレゼントがある。 クリスマスの時期、新聞の間に挟まってくる、 おもちゃ屋のチラシが、楽しみで仕方がなかった小学生の頃。 …

笑って暮らせるように

その一本の電話は、幸せな夢のようだった。 寝ぼけまなこで、とった携帯電話。 携帯電話を手にとったことすら、夢と現実の境目。 名前を聞いて、一気に目が覚める。 顔が蘇ってきて、一気に嬉しくなる。 教育実習の時に出逢った生徒からだった。 何ヶ月前か…

もっと軽快に、もっと軽やかに

寒い冬のせいなのか、 はたまた、めんどくさがりなのか、 家でゆっくりしたいという気持ちが先走る。 「めんどくせぇな。家で、ゴロゴロしてぇな」と思ってばかりいたら、 人に会うのもめんどくさくなってきた。 なかなか厄介。 このままじゃいけないなと、 …

有言実行

俺は何かと、先に宣言しちゃってから、行動に移していくのを好む。 四字熟語を使えば、「有言実行」を好む。 ついつい、口から出てしまうと言った方が、より正確な表現になるかもしれない。 禁煙しようと思っている人が、 周りに、「禁煙した」って、宣言し…

旅にでちゃうものランキング

「また、旅にでたのかよ」 数本はあったボールペンは、 俺の元を去っていき、 残り1本を見て、俺は心の中で、そう、つぶやいた。 その残り1本も、インクは、満タンなはずなのに、 気合いが足りない。 かすれ気味。 そういうわけで、俺の中の、 2006年、旅…

誕生日派

12月9日。 俺は29歳を迎えた。 「今日、誕生日だね。おめでとう。正月いつかえってくる?」と、 母さんからの短いメール。 いつも、短いが、短いのは当たり前。 どうしてかって、ショートメールだから。 妹は、どうして、母さんにショートメールを教えたのだ…

その時、再び

冬になると、俺の定位置は、ストーブの前。 かまくらを作って遊んでいた子どもの頃から同じだ。 ストーブに足をかけ、寝転がる。 「熱い!」と、時々、足を引っ込めるくらいが、ちょうど良い。 一昨年のことだったか、俺は、あいかわらずストーブの前に寝っ…

『魔王』伊坂幸太郎:講談社

たぶん、伊坂幸太郎自身が、すごい考える人なんだろうなと、想像しながら、この本を読んだ。 伊坂幸太郎の本は、どの本も、その視点がおもしろい。 自分自身の見方や考え方を振り返らせてくれる。 この本は、憲法第9条、ファシズムなどが出てくる。 社会へ向…

FREESTYLE MUSIC NIGHT

俺の好きなホームページは、いくつかあるんだけど、 その一つに、「FREESTYLE LIFE」というのがある。 以前からリンクさせてもらっている、MIZKさん(MIZK.NET)、誠一朗さん(EASY-GOING)達がやっているホームページ。 俺は昨日の日記で、「いじめ」につい…

いじめ

いじめをうけている君に捧げる。 俺は、この過去を話したくないから、今まで人に話したことがない。 思い出すのは、今回だけにしたい。 そんな話だ。 俺も今まで一度、いじめにあったことがある。 小学生の頃。 それまで、兄弟同然のような、親友と呼べる友…

カミングアウト

考えすぎて、ハゲるだの、悩みすぎて、ハゲるだのって、言葉を使うけれど、 俺の場合、本当にハゲた。 2週間ほど前の出来事。 鏡を見て唖然。 「いつか、こういう日が来る」って思っていたけれど、 ちょっと早すぎるんじゃないかと、現実を嘆く。 本当にいじ…

男が男に、かっこいいって言う時

北海道での再会を、もう一つここに書き残しておきたい。 俺は、少数で会うのを好むから、 会いたい人に全員会えるわけもなく、 今回、再会した2人とも、何年ぶりかも数えるのが、めんどくさくなるくらい、ひさしぶりの再会だった。 保育園から一緒の友達と、…

『チルドレン』伊坂幸太郎:講談社

「黄金時代が現代であったためしがない」 いつだって黄金時代は、その時には気づかず、後になってはじめて、「あの時は良かったな」とわかるもの、そういう意味なのだろう。 この「チルドレン」に出てくるセリフなんだけど、俺もそう思う。 「今が一番幸せだ…

『感動無き続く人生に興味なし』軌保博光:クラブ・サンクチュアリ

軌保博光(のりやすひろみつ)という人をご存知だろうか? 高校の三者面談。 高校の担任の先生とソリが合わなく、 早く帰ろうと、思いつきで「吉本いくから、ほっておいて」と言ってしまうというか、言う。 次の日に、クラスに発表され、ひけなくなり、吉本…

北海道の夜の路上

ひさしぶりの路上ライブ。 初めて、ここで唄った時は、すごい緊張した。 女2人だし、人が集まりそうだと言っても、飲み屋街だし。 絡まれて、終わりみたいなこともあるんだろうなと思ってた。 けれど、やってみると、人前で歌うのは気持ちが良いし、楽しかっ…

PRIDE

この文章を誇り高き友達に捧げる。 プロポーズは? 誕生日のメッセージカードで。 彼女の誕生日に、メッセージカードでプロポーズ。 彼女は、驚いたと感想が書かれている。 「そりゃあ、驚くよな。かっこいいな」と、ふと、俺も真似したい気持ちにさせられる…

その時代、その時代の出逢い、その土地、その土地での出逢い

住めば都: 長年住んでいるとどんな所でもよく思えてくるものだ。 【旺文社 国語辞典】 19歳の時、俺は北海道を離れた。 「この土地には、俺を知っている人は、誰もいないんだよな」と、 初めての土地で、初めての経験に、なんかワクワクしていたのを覚えて…

ドロップキック

「今年も、あいつがやってきたか・・・。寝太郎め。」 日本シリーズの3回途中だったか記憶も曖昧。 起きて、頭もすっきりしないまま、 テレビを観ると、試合は終了。 ここ近年、この季節になると、なにせ眠くて仕方がない。 なぜか、持病の背中や首も痛みだ…

ロックと自由

「犬が自由に走るなら どうして僕たちにそれが出来ない」 一度観たDVD、「アイデン&ティティ」をもう一度観た。 早送りでね。 好きなフレーズだけを、もう一度観たくて借りてきた。 この映画は、好きなフレーズが多い。 電車に揺られている時に、 ふと一人…

余裕綽々

「頭、すっきりしたね」と言われたから、 俺は「秋ですからね」と答えた。 「意味がわからないね」とクスクス笑ってくれる。 笑ってくれれば、それで良いんだ。 俺は小学校3年生の頃。 担任の先生が女だった。 そして、その先生をみつけたら、ここぞとばか…

俺は勝手に応援しています

ポストに入っていた「オープンしました」というショップのカード。 今年の春のこと。 家の近くに女性の服を扱っている店がオープンした。 たまあに、その店の前を通るんだけど、 同い年くらいの人が、その店を経営しているみたいだ。 「すげぇな、がんばって…

郵便

チラシや請求書がお決まりの俺の郵便受け。 その郵便受けに、大きい封筒が届いていた。 一日の締めくくりとしては、ちょっとしたご褒美にも感じる。 送り主は、北海道の友達。 CDケースみたいなのが入っている感触が手に伝わる。 はて?なんだろうか。 この…

苦悩

「これから先も、どうすればいいんだろうって悩んで、生きていくんだろうな」って思う。 悩みが常にあるわけでもないけれど、 やっぱり悩みがなくなることもない。 悩みの内容が若干変わっていくだけだと思う。 年齢を重ねて、経験を重ねても、 今までぶち当…

『砂漠』伊坂幸太郎:実業之日本社

「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」 「確かに」と思いながら、俺は本を読み終えた。 この言葉は、サン=テグジュペリという人の言葉の引用らしい。 サン=テグジュペリは、星の王子様を書いた人。 その他にも、坂口安吾の引…

岐路

「俺は、まず捨てることを考えるよ」 友達の中でも、1位、2位を争うほど、決断が早い友達の言葉。 最近、どのように決断するか、友達に聞いてる。 その友達、電話をするたびに、生活が変わっている。 仕事が変わった。結婚したっていうふうに。 俺にとって…

あの夏をとり戻せ

みなさん3連休は、いかが過ごしましたか? 俺は、ゴリラーマンを読破して終わりました。 3連休に、一つ、嬉しいことがあってね。 捜索願を出していた、高校の野球部員。 黄ばんだユニホームで、練習に汗を流した、 2番セカンドと連絡がとれたこと。 そりゃあ…

北斗七星

「昼と夜、どっちが好き?」 「夜だね」 そう答えるのが、何かロマンティックに感じて、 俺は子どもの頃、そう答えていた。 好きな果物は、「リンゴ」。 これもテリーマンに影響を受けて、 そんなに好きでもないのに、 格好いいとか、そんな理由で答えていた…