どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

シーズン2

 ”アイスコーヒーたっぷりとモーニング(トーストにバターとおぐらあん)を注文した。私の休日は、コメダ珈琲店の開店から始まる。一週間に一度、それは週刊少年ジャンプが発売される頻度で、私が働く職場の仲間にあてたワードの資料を作成し、送る。今年、私が変えたことの一つが、このワードの資料である。パワーポイントで説明することはやめた。可能な限り言語化する。あとで職場の仲間が読み返せるように。その作成した資料にネーミングをつけたいのだが、かれこれ2ヶ月経つのに定まっていない。”

 ”パソコンを開き、メモ帳を開くと、昨日、メモしていた「人間らしい関わりがないと、人間らしくいられない」という言葉が目に飛び込んできた。”

 コメダ珈琲店で、3月末に退職した職員にメッセージを書いていた。ポストカードに2枚。

 数日前、部下の一人から、3月末に退職した職員に手紙を送るので、一緒に送りたい人は金曜日までにください、とスラックにメッセージが来た。

 別れ方に良いも悪いもないのかもしれないけれど、良い別れ方をしたのだと思う。辛くて、嫌になって、辞めたのではないのだと、4月から何度か、その退職した職員から連絡があって、わかった。

 その退職した職員とは三年間、同じ拠点で、私の右腕のような活躍をした。Netflixで例えると、その職員が退職した時点で、シーズン1が終了し、今年度の4月からは、シーズン2の開始。そんな感じなのだが、そのことは、職場の皆には、言っていない。

 ポストカードにメッセージを書き終わり、メモ帳に書き溜めておいたキーワードを見ながら、パソコンのキーボードを打つ。

 「経営における私の考え」というタイトルの資料を今日は作成していた。

 先日、部下の一人から、私の経営の考えを訊きたいと聞かれて、内部研修をすることにしたので、こうして資料を作成している。せっかくだから、作成した資料は、その他の人たちにも読めるようにスラックに送ろうと思っている。

 資料は、いつも以上に長くなり、これは、今日、全てを書き切るのは難しいと手を置いたのが、11時くらいで、もはや仕事をしていると言っても過言ではないと思った。