どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

答えは与えずに、ヒントを与える

次年度、新任の管理者を私は指名した。その信任の管理者に、細かく口出しせず見守ることを大切にしよう、と自分自身に言い聞かせている。だからなのか、長谷川昌一『名将前夜』の一文が、心に響く。 答えは与えずに、ヒントを与える。いきなり与えられた「答…

野球が好きでよかった

WBC決勝。日本対アメリカ。回の途中、大谷が、試合前の声出しをしている映像が流れた。憧れるのをやめましょう。トラウトがいて、ベッツがいて、野球をやっていれば、聞いたことがある選手がいるが、憧れていたら超えられない。僕らはトップになるために来た…

WBC準決勝日本vsメキシコ

すごい、すごい。テレビの前で涙を流しながら私は何度も呟いた。吉田正尚が同点となるホームランを打ち、ベース上を回る。涙が乾かぬうちに2点リードされ、8回裏に1点差に迫った。9回裏。先頭、大谷がツーベースヒット。大谷がベース上で雄叫びをあげる。吉…

最高です

ホテルのベッド上で伊野尾書店で買ったNumberを開いた。WBC特集。WBC第一回大会が開催されたのが2006年。野球の国際大会が開催されると知った時は、それは、それは嬉しかった。小学生の頃、もし、野球の国際大会が開催されるとしたら、と、一人、夢想しなが…

伊野尾書店

飛行機を利用するのは、コロナ前なので、かれこれ3年ぶりで、3年前にどこに行ったのかも定かではない。もしかしたら、3年以上前のことかもしれない。 空港のラウンジで、出発の時を待つ間、伊野尾書店の店主にメッセージを送るか迷う。伊野尾書店とは、東京…

出発

自宅の駐車場の車の中で、Spotifyを操作したり、ナビを操作していると、妻が部屋着のまま出てきて、あれ?何か忘れたのかな、とドアを開けると、いってきます、と言った私の言葉が聞こえなかったみたいで、妻は、気づいたらいないから、と言っていた。いって…

日記とは

あっという間に雪が溶けた。春が嬉しいのは、遺伝子レベルに刻まれているからかもしれない。春を感じながら車を運転し、コメダに行く。アイスコーヒーを飲みながら、ブログを書いたり、『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を読む。 『ティンダー・レモ…

価値観をおしつけないでください。

友達と飲んできました。その時の話です。会話の中で「じゃあ早くやればいいじゃん!いつも口ばっかりで何も挑戦してないよね!」と女が男を激励したんです。聞いたことのない声の震わせ方で。聞いたことのない語気の荒げ方で。もう、その言い方が独善の権化…

マッチングアプリ

この日記読みたいと思う情報に触れることが少ないからなのか、日記を読みたいと思えど、読みたいと思う日記と出会えない。そんなことを考えながら、日記屋月日のホームページを開いた時に、『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』というタイトルを目にし…

WBC2023日本vs韓国

大洋ホエールズのユニホームみたいだなあ、と韓国代表の面々をみる。国際試合の緊張感は、かくれんぼをしている時に、鬼が近くに来て、その緊張感に耐えられなくなって、自ら鬼の前に出てしまう感覚に近い。観ているほうが、この緊張感なのだから、監督、選…

WBC 2023日本vs中国

早く帰りたいと思っている時ほど、何か仕事が舞い込んでくることはよくあるが、その日は、そんなことはなく、帰宅の途に着く。運転している最中に、職場の車両に携帯電話が入っている鞄を忘れたことに気づき、携帯電話が手元にない不安や、休日に、わざわざ…

10年

昨日も、コメダ、今日も、コメダで一日を始めている。職場がコメダのようだ。ウェイトレスは、水をテーブルに置きながら、この人、また来た。働いていないのだろうか、と、私を見ているかもしれない。私は、メニューも開かず、アイスコーヒーたっぷり、甘み…

生きているのが、すばらしすぎる

滝口悠生『ラーメンカレー』を閉じ、レジに向かおうと立ち上がった時に、財布を忘れていることに気づいた。財布は、昨日、着ていたダウンの中だった。鞄の中に入れっぱなしの小銭入れの中にお金あるかなあとか考えているところで、コメダは、d払いができたと…

天才とは、こういう人のことを言うと思う

今年度一年間を通して、職員との定期的な面談を実施してきたのだが、その面談があって良かったと職員、何人からか聞いた。これまでも新人職員に1ヶ月に一回の面談というのはしてきたけれど、何が、今年度の面談と違うのだろうかと考えると、今年度の面談で意…

悪口

私が自分に言い聞かせている言葉で、批評家になるな、批判される側に身をおけというのがある。そう言い聞かせているのに、人のことを悪く言うことは、ままあるな、と思って、なぜ、否定的になっちゃうんだろう、と考えていた。理由はいろいろあるけれど、元…

やめたほうが良いよ、と彼女は言った

色とりどりの靴下を眺め、手に取りながら、私の頭の中では、20代の一場面が自動再生された。 たまたま乗ったバスに職場の同年代の女性が乗っていて、その女性の隣の席に私は座り、世間話をしていたのだが、私の靴下を見て、なんで白なの?と言った。白なんて…