どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

贈り物

楽雲庵塾展のために作った「花のついた帽子の物語」という作品。 そこに登場するおじいちゃんは、 写真ができあがることを楽しみにしてくれていて、 どうせなら綺麗な形で渡そうと、 贈り物バージョンを作っていた。 できあがったのが、上の写真。 今日、渡…

イインダヨ

「私があと20歳若ければ、あなたと結婚したかったわ」と言われるくらいの男になりたい。 俺は、その言葉を、かなりの褒め言葉なんじゃないかって思っているけれど、 今のところ、言われたことはない。 先日、4号生筆頭の友達との話しを書いたけれど、 今日…

4号生筆頭誕生

「想像以上にきたねぇな」と、俺の家にあがって、友達が発した第一声。 「地震のせいだ」と、俺は用意していたセリフをはく。 「地震と関係ないだろ?」と言いながら、友達は、風呂場を眺める。 「いや、地震のせいだ。今日は、目をつぶって、我慢して入れよ…

花のついた帽子と地震

「このおじいちゃんの写真、めっちゃ好きです。すみません何度も言っちゃって」 個展1日目の夜、興奮気味で、俺に感想を言ってくれた女性がいた。 「何度も、何度も言ってください。その度に喜びますから。この写真は、個展のために用意したものなんですよ」…

礼に始まり、礼に終わる

「そういえば、今日で、この楽雲庵塾も3年になるんだったなぁ」 そんなことを考えながら、晴れた日の早朝、 俺が止めた車の先には、アスファルトに座る自衛隊員が1人。 新潟県に災害派遣で来てくれているのは、一目瞭然。 俺は、車から降り、その自衛隊員に…

楽雲庵塾展最終日の出来事

楽雲庵塾展、最終日の7月16日。 震度6強の地震が俺を襲った。 「何で、今日なんだよ。最終日なのによ」 俺は、外に出て、辺りを見渡し、職場を確認し、 「これなら、まだ行ける」って思って、 楽雲庵塾展に向かうことにした。 2日間、楽雲庵塾展に来てくれた…

楽雲庵塾展1日目

とうとう始まった3日間の祭。 「楽雲庵塾展」。 12時から、3時間が経過しても、一人も来ず、 若干、びびってのスタート。 3時を過ぎてから、1人、また1人と足を運んでくれる人が現れて、 すぐのこと、「ホームページを見てました。神奈川から来ちゃいました…

人は、基本的に一人だけど、一人じゃ生きていけない

とうとう、明日、日付では、今日、楽雲庵塾展開催。 先程、準備を終え、帰ってきたところ。 会場となるN7に向かう途中、応援のメッセージが携帯電話に届く。 すごい温っかい言葉で、すごい嬉しくて、 涙を流しながら、作品を運ぶ車を運転する。 まもなく、こ…

塾宝指定作品

夏間近の空の下、 俺は、黙々と、個展の準備をする。 アパートの脇から、少女が、ひょっこり。 「あっ!」と、びっくりした顔で、俺を見る。 「こんにちは」俺も、びっくりして、ついつい挨拶をした。 「こんにちは」少女は、当然、すぐに去っていった。 俺…

9回2アウトの写真詩

数ヶ月前、いつものコンビニに入り、 弁当が並んでいる隣の棚の前で、俺は悲しんだ。 お気に入りのマカロニが3倍の大きさ、3倍の価格になっている。 なんぼ、マカロニが好きだと言っても、3倍の大きさは必要ない。 あれから、俺はマカロニサラダをめっきり食…

人間桃鉄

「子どもが今、桃鉄にはまってさ」 「そりゃあ、良いよ。俺みたいに、人間桃鉄をしたいって、言い出すかもしれんしさ」 先日、千葉県に住んでいる友達から連絡が来て、こんな会話をした。 皆さんは、「桃鉄」をご存知だろうか。 テレビゲームに、桃太郎電鉄…