どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

河童のかわぐちくん(4)

川の底が目で確認できた時点で、 俺は河童の肩から飛び降りて、 「グンバズラアアアアア」って、 訳のわからない奇声を発しながら一目散に逃げた。 後ろも振り向かずにな。 そこにTシャツがあることも忘れ、 靴があることも忘れ、 自転車があることも忘れて…

15杯目のカツゲン

2ヶ月ぶり15杯目に飲む新作のカツゲンはマスカット味。 マスカット? 前に飲んだ気もするなあ。 15杯目にもなると、何味のカツゲンを飲んできたかを覚えていない。 パッケージをよくよく見るとマスカットカツゲン2011と書いてある。 2011年、新バージョンの…

河童のかわぐちくん(3)

まもなく高校生活が終わろうとしていた高校3年の2月。 僕はかわぐちくんと二人で家に帰るところだった。 僕は、何となく、頭に浮かんだ言葉をかわぐちくんに言った。 「かわぐちくんって、自分のやりたいって思ったことをあきらめないよね。今まで出逢った人…

河童のかわぐちくん(2)

そういうわけで、僕の友達、河童のかわぐちくんの話なんだけど、 かわぐちくんが河童というわけじゃあない。 かわぐちくんは人間だ。 今まで、出逢ってきた人達の中で、ひときわ、あきらめの悪さにかけては群を抜いている男。 かわぐちくん。 そのかわぐちく…

今日の塾長

陰で悪口を言うくらいなら、 面と向かって言ってと人は言うが、 面と向かって言われるとむかつくので、 陰で言ってと俺は言いたい。 陰で言う分には聞いていないのと一緒だから。 −−−−−−− 読んでくれてありがとう。こちらランキングになっております。 ↓ 人…

河童のかわぐちくん(1)

君は四季の匂いを感じることができる? 僕は四季の2つの匂いは感じることができる。 実は、別の何かの匂いなのかもしれないけれど、 ああ、春が来るなって匂いで季節の到来を感じるんだ。 毎年のことじゃないし、匂いを嗅いだ、次の日も嗅げるってわけじゃな…

今月のポジティブ(1)

今月のアンラッキーから始まり、 今月のうっかり、 そして第三弾。 何ら、反響がないけど第三弾。 今月のポジティブ。 先月は、2週続けて、同じ場所で警察に捕まったけれど今月は捕まっていない。 よって、スピード違反で捕まったらとられる1万円をもうけた…

やるな!ブルック!

ルフィの仲間にブルックって音楽家の仲間がいるんだけど良い歌、歌ってるんだわ。 その歌の歌詞は、人が見れば、何ら、心にとまることもない、 何ら、感動的な場面に歌っている歌でもなく、 ある意味、どうでも良い場面の歌なわけなんだけど、 その時の俺に…

拝啓 赤おにくん

拝啓 赤おにくん 先日は節分おつかれさまでした。 毎年、毎年、人間に豆をぶつけられ、さぞかしテンションも下がることと思います。 テンションが下がるといえば、あの日に勝るものはないのではないでしょうか。 青おにくんがいなくなった、あの日。 あれか…

BOX!

『永遠の0』を読了し、 もっと、この人の本を読んでみたいと 早速、次なる本を買った。 それが、今日、紹介する『BOX!』 ボックス!百田 尚樹太田出版 『永遠の0』は戦争の物語だったけれど、 今回の本は、ボクシングの物語。 高校生2人が主人公。 一人は、ボ…

永遠の0

映画は、泣きながら観ることがあるけれど、 本を読みながら泣くことは皆無に等しいってほどない。 だから泣いた本というのはタイトルも覚えている。 久しぶりに本を読みながら、半べそをかいた。 その本が今日、紹介する『永遠の0』。 永遠の0 (講談社文庫)…