life
ZINEフェス札幌で先着30名様にプレゼント! ライブとコンサートの違いはなんなんだろうか、とストーブの前で、目を瞑り、シャカシャカ、歯を磨きながら考えた。ライブの登場するシーンをやってみたい。歓声を一身に浴び、少し間があって、あれ、誰?とざわつ…
仕事終わって、自宅に帰る道すがら、トイレに行きたくなり、コンビニに寄ることにした。コンビニに入って、すぐに20代女性から声をかけられて、セールスか、と一瞬、混乱したが、どうも女性は、40円いただけないでしょうか、40円をいただいて、d払いで飲み物…
仕事を終えて自宅の玄関を開けると、妻が慌てていて、聞くところによると、明日、天気が悪く、飛行機が飛ばない可能性があるとメールが来たのだそうだ。明日は、義姉が、ライブを観に来道する予定の日で、妻は、飛行機が飛ばない場合、どうしたら良いかを考…
クライマックスシリーズを観ていたのか、読書をしていたのか、ほぼ覚えていないのは、気づいたら居間でうたた寝てをしていたからで、むくっと、私は起きて、休みてえ、とだけ呟いて、再び、眠りについた、と妻が言っていたのを山口信太朗『誰かの日記』を読…
それなりに生きていると、自分の調子の周期というか、波みたいなものを感じるようになり、その周期というのは、十数年に一度の周期や、一年の周期もあって、一年の周期でいえば、私の10月は、ここ近年、トラブルに見舞われていて、10月を迎えるにあたり、野…
17時に待ち合わせね、と友人からLINEが来て、今、家を出た、と返信をし、そういえば、昨日のLINEで、いつものところでね、とLINEが来ていたが、いつものところというのは、どこだろうか、と思ったので、すすきのだよね?と送ると、友人からすすきのだな、と…
信用とか、信頼を得るためには、どんなことをが必要?と友人に訊くと、時間、と即答した。私は、そんなふうに考えたことがなかったから、時間かあ、とそれからも思い出し、時間が必要なことって、信用とか、信頼以外にもあるような気がした。そういえば、あ…
私とほぼ同じ頻度、ほぼ同じ時間にコメダを訪れる年配の男性がいるのだが、当然、お客さん同士なので、会話を交わすこともなく、顔だけ、知っている関係で、名前も、職業も、家族構成もわからない。今日は、来ていないな、と思うだけである。こうも、しょっ…
小川哲『地図と拳』は、日本サイドと中国サイド、ロシアサイドで話が進むのだが、読みながら、それぞれの正義があり、思惑があり、守るべきものがあると、対話をすることは難しいよな、と思って、それは、私でも同じことで、規模が違えど、対話が難しい状況…
自宅の徒歩圏内には、ハンバーグ屋があり、仕事が遅くなった日なんかには、そのハンバーグ屋でテイクアウトすることもあって、その日も、妻共々、仕事が遅かったので、ハンバーグにしようという話になり、私は、歩いて、ハンバーグ屋に向かった。 チーズハン…
余白が主になれば、もはや余白ではなり得ないのか。余白は休み。ひさびさの休みを迎えた。私は、妻にバスの時間を調べてもらい、バスで大通公園に向かった。乗車中は、小川哲『地図と拳』を開いた。小川哲『地図と拳』を手にした時は、その本の分厚さに、厚…
もう看護師には未練はありません。灰色のワンピースが似合うその女性は、三年働いて、看護師を辞めたという。その理由を訊くと、その感覚は、真っ当だと思ったので、そのまま私は伝え、ただ、佇まいは、看護師に向いていると思います、と伝えた。女性は、看…
よく通る道があり、そのよく通る道には、スーパーがあり、そのスーパーの付近で、外国人の女の子が泣いていて、私は、そのスーパーに車を停め、どうしたんだい?と声をかけたことがある。声をかけると、私の車に勝手に乗りそうになったので、乗せて、その女…
朝、起きて、パンクしたタイヤに空気を入れることにした。昨日、ディーラーの担当者が、空気入れが車に入っています、と教えてもらい、探したらトランクに入っていた。ぶ〜ん、と大きな音が出て、朝から迷惑かな、とか思った。何時間持つのだろうか。 妻は、…
朝、起きると、コータさんからショートメールが来ており、いくつかの候補から、文章を書くというものだった。11月の文学フリマの無料配布物を作成してもらっているのだが、この文章が無料配布物に採用されるのかは不明だ。こうして編集者のような存在がいる…
休みで、コメダに行こうと思って車に乗ると、車の違和感を感じ、車から降りて、タイヤを一本、一本確認すると、その一本がパンクしていた。車を駐車場に戻して、後で、JAFに連絡することにして、予定通り、コメダに行き、いつものようにモーニングを注文して…
親戚控室に入ってすぐに、いとこの姉ちゃんがいて、おめでとうございます、と私は頭を下げた。今日は、いとこ甥の結婚式だった。私は空いている奥の席に座った。いとこ甥にとっては、祖母で、私にとっては叔母が座っていて、たわいもない話をした。 こうして…
仕事を終え、自宅に帰ってきて、自宅の鍵がないことに気づいた。職場に置いてきてしまった。よりによって、今日は、妻が職場の同僚と食事に行くと言っていた日だった。 職場に鍵を取りに戻るとなると往復1時間半から2時間かかるので、とりあえず、妻に、鍵を…
妻から雪駄はやめて、足音がうるさいからと言われ、雪駄を履くことを躊躇っていたのだが、こうも暑いと雪駄を履きたいという欲が抑えきれなくなってきて、私は、雪駄を買いに靴屋に向かうことにした。 靴屋に入り、雪駄を探すがなく、店員に訊くも取り扱いを…
薄い水色の浴衣に、この夏に買ってもらったお面をかぶり、そのお面は、目の部分を覆うようなタイプのあれは猫なのか、そんなお面を被り、お父さん、お母さんとお祭りに来ていた少女が目に入った。 もう何年ぶりだろう、と思いながら出店を眺め、まだ型抜きが…
両親が、読書をしている姿を見たことがないので、自作の本を両親にプレゼントするか迷いながら実家に到着すると、妹から話を聞いたようで、楽しみにしているようだった。前回の本は、許可が降りなくて本にならなかったからね、と父だったか、母が言ったので…
自宅に着く頃には、高校野球は終わっていて、二部制というのは、一回戦のみなのだろうか。自宅に着き、シャワーを浴びると、妻が、太ったよね、と私に言った。私も、最近、太った気がすると思っていたので、そう思うと言った。冷やし中華と冷奴を食べながら…
自宅近くのコンビニの一軒が、突然、閉店することとなった。コンビニの跡地には何ができるのだろうか。何もできないのだろうか。アイスコーヒーとピーナッツパンを食べ、テレビをつけ、弘前学院聖愛対西日本短大付の試合を観ながら、宮内悠介『ラウリ・クー…
銀だこで妻と並んでいると、なぜ8月8日は銀だこの日なのだろう、と妻が訊いてきたので、私は適当に、タコは足が8本だからじゃない?と答えた。銀だこを買って、自宅で、インスタントラーメンと銀だこを食べて、昼寝をしていると、携帯電話に着信があった。14…
季々に花を買いに行った。紫陽花があって、紫陽花だ、と思ったけれど、紫陽花の花が開きすぎだと教えてもらい、紫陽花は諦め、確か、これはゴッホのひまわりと言うのではなかったか、昨年も買ったな、とゴッホのひまわりを買い、カラーを買って、スーパーに…
私、詐欺師なんです。年の頃は、60代女性が、唐突に、私に語りかけてきて、えっ?詐欺師が、公言したら、それは詐欺師ではなくなるのではないですか?と思いながら、話を聞くことにした。というか、聞かざるを得ない状況になったというほうが正しい。 90代の…
楽しみにしていた『ONE PIECE』最新刊を読み、楽しみにしていた『ポコちゃん観察』観察28を聴いて、眠りにつき、いつものように深夜3時に目が覚めて、プロスピAをしたり、プルースト『失われた時を求めて1』を読み、眠くなった頃合いに、二度寝をして、ニュ…
朝食を買いにコンビニまで歩いていると、青紫の紫陽花が、道路脇に綺麗に咲いていた。 妻が作ったベーコンエッグとソーセージ、私が作ったマカロニサラダ、コンビニで買ってきたサラダ巻きを食べた。朝食のあとは、部屋掃除。やはり掃除から一日を始めるのは…
コメダを後にし、駐車場から車道に合流するため、停止していたら、女性ドライバーが運転するトラックが、私が入れるスペースを作り、停車した。私は、女性ドライバーに右手を挙げると、女性ドライバーも右手を挙げた。ただ、右手を挙げるだけのことだったけ…
芍薬が、綺麗だ、見事だ、と生活していたのだが、突然、枯れた。その翌日だったか、妻が、突然、枯れたのは、花瓶に水がなかったからだった、と教えてもらい、芍薬に、申し訳ない気持ちになった。よくよく考えれば、私は、花を購入する機会が多いのだが、水…