どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

敵菜収『世界一退屈な授業』星海社新書

西田幾多郎の本は、どんなのがあるのか調べていたら、うちにあるかもしれないという本があって、自宅の本棚を調べたらあった。読んでいなかっただけ。 敵菜収『世界一退屈な授業』。 世界一退屈な授業 (星海社新書) 作者: 適菜収 出版社/メーカー: 講談社 発…

日本人初の哲学者・西田幾多郎

職場の飲み会だった。同じ年代、同じくらいの役職が集まる飲み会。 最近、読んでいる本の話になって、西田幾多郎『善の研究』(NHK100分de名著)が面白かったという話を聞いて、近々、買おうと思った。その人は、テレビで見たと言っていたから、本ではなく映…

通勤時間の30分

職場までの通勤時間は車で30分。この30分が、仕事の振り返りにも、ブレーンストーミングするにもちょうど良い。 この前は、過去と同じ過ちを犯すところだった、と振り返った。 どんな過ちかというと、やるべきことに集中しすぎて、自分一人、その目標に突っ…

山田ルイ53世『一発屋芸人の不本意な日常』朝日新聞出版社/なりたい自分になれず、自分らしく生きることができなかった人間の言葉だからこそ伝わる言葉がある

ラグビーW杯の南アフリカ対ウェールズ戦を見た。白熱するシーソーゲーム。あいかわらず、細かいルールはわからないが、おもしろい。 今日、美容師さんとラグビーの話をした。来年のオリンピックで、ラグビー盛り上がりますね、と美容師さんが言った。オリン…

山田ルイ53世『一発屋芸人列伝』新潮社/ルネッサンスとは再生と復活を意味する。

1,710円と記されている着払いの連絡表がポストに入っていて、何を買ったんだっけと思った。 1,710円の買い物をした記憶がなく、最近、買い物をしたといえば、メルカリで本を数冊買ったことくらいで、もしや、と思って、メルカリの買った本を確認していくと、…

都市対抗野球

アパートの玄関をあけて、ただいまと言うと、いつもは返事がないのに、にゃあ、と居間から猫の鳴き声が聞こえた。猫は体を伸ばしながら、ソファから降りた。 私は、猫に夜ご飯をあげて、すぐにお風呂に入った。お風呂から上がると、猫が入口にいて、にゃあ、…

村瀬秀信『ドラフト最下位』角川書店/最下位からの逆襲。

日本シリーズ第4戦。テレビをつけると、ソフトバンクが3点リードしていた。巨人の先発は菅野。 今年はWBSCがあるので、野球シーズンは、まだ終わらないが、日本シリーズが終わると、野球シーズンが終わってしまうという気持ちがどうしても拭えない。 今日は…

ニセコ・洞爺アール・ブリュットウィーク『感性のキオク』

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山々が美しく色づいている。 子どもの頃、母が紅葉を見ながら、綺麗だね、と言ったことを思い出した。そんなに綺麗かなあ、と、当時の私は思っていたけど、年を重ね、あの頃の母の感性に近づいたのか、あの時の母と同じく、綺麗だな、と山々を眺めた。 ニセ…

評価なんて、くそくらえ。

いつものように仕事帰りの車の中で、頭の中に浮かんできたことをなぞる。 「私たちの世代は期待されていないので、利用者の支援に集中します」 後輩が言った言葉を思い出した。 実におもしろい。 私たちの世代は期待されていない、、、と腐ることは想像つく…

捻挫・挫折・骨折

捻挫をしたのは、いつ以来だろう。あまりにも痛いので、もしかしたら、骨折、もしくは、ひびが入っているのかもしれない。痛い。あまりにも痛い、と、ドラッグストアで湿布を購入した。 *** 左足を引きずり、職場の後輩と居酒屋へ。この後輩と2人で居酒屋…

人生はジェットコースターのようだ

仕事を終え、自宅に着いた頃には、ラグビーW杯も、日本シリーズも終わっていた。 いつもそうだ。早く帰ろうと思っている時に限って、新たな仕事が入る。 日本は、南アフリカに負けちゃったけど、ラグビーの魅力は十分伝わったので、準決勝、決勝もできれば見…

オールブラックス

日本シリーズを見たくて、そそくさと職場を後にした。 細かい雨が車の窓にあたり、ワイパーを忙しなく動かした。 自宅に着き、テレビをつけ、番組表で日本シリーズが何チャンネルか確認すると、ラグビーW杯、ニュージランド対アイルランドもやっていて、どち…

雪虫

秋の匂いだと思っていた匂いは、実は冬の匂いだったのかもしれないと思った。それほど北海道は一気に寒さを増している。ストーブも時々つけるくらい寒い。 最近、雪虫を見かけるね、と職場の後輩に話しかけた。そうですね。まもなく雪が降りますね。そんな季…

昨日、友人と会って話したことを思い出していた。諦めることについて。諦めるというか、等身大の自分を受け入れることについて。その行為が、結果的に、ださいけど、かっこいいになるのではないか。 諦めるといえば、『粋』。読んでいる途中で挫折した九鬼周…

愛すべきくだらない夜に

乗車券は、札幌ー旭川間のS切符だったので、特急列車に乗れたのだが、普通列車の方が出発時間が早く、到着時間もちょうど良かったので、各駅停車の普通列車で、旭川に向かった。 普段の移動はもっぱら車で、休日にこうして列車を使い、移動するのは、珍しく…

生きるとは

よるべないって、どんな意味だろう。窪美澄『じっと手を見る』に出てきた言葉をインターネットで調べた。 身を寄せるあてがない。頼りにできる類縁の者がいない。孤独であり、不安である。 窪美澄『じっと手を見る』を読み終わって、窪美澄さんって、どんな…

責任と情

原監督が10回宙を舞った。巨人が6年ぶりに日本シリーズに進出した。 6年といったら、小学校を卒業する年数で、巨人は、そんなに優勝をしていなかったのかと思った。巨人が強くなくては、プロ野球はおもしろくない。 原監督のインタビューを見ながら、就任一…

窪美澄『じっと手を見る』幻冬舎/伊野尾アワード2018に選ばれた1冊

トイレに起きた。携帯電話の時間を確認すると4時で、今日は休みだったし、そこまで眠くなかったから、そのまま書斎に行って、永井宏『夏の仕事』の続きを読んだ。 詩のようで、絵本のようだと感じたのは、永井宏さんが、絵を描くことも文章を書くことも、ま…

9 snakes

大雨特別警報のニュースを見ている。友達は大丈夫だろうか。 坪倉優介『記憶喪失になったぼくが見た世界』を読み終わって、伊野尾書店の一万円選書の本は、一旦、休憩して、永井宏『夏の仕事』を読んでいる。 永井宏『夏の仕事』は、以前、読んだ辻山良雄『…

精神と時の部屋(車中)

トルコ軍が、シリア北部で地上戦開始というニュースが目に止まった。トルコへ旅行に行っている友達は大丈夫だろうか。 *** 通勤時間は車で30分ほどかかる。この30分の間に、いろんなことが頭の中に浮かぶ。いいこと思いついたと、後日、実行に移すことも…

告白

猫が、おしっこをしたのを知らせようと、私の枕元まで来たというのはわかったのだが、布団から出るのが億劫だったので、そのまま眠った。 朝、起きると、やっぱり猫はおしっこをしていて、トイレの掃除をして、ねこにご飯をあげた。 私も歯ブラシなんかのル…

深夜3時

猫が寝ている私の枕元に来たので、布団をめくり、猫が布団の中に入れるようにしたけれど、入りたいわけではないらしい。なくこともなく、猫は、再び、居間の方に向かって歩いていった。私は、布団から出て、猫のあとを追って歩いた。居間の電気をつけると、…

坪倉優介『記憶喪失になったぼくが見た世界』朝日文庫/過去を失った人間は、こんなにももろいのか?

先日の事業報告会でテンションあがって、その変なテンションのまま仕事をすると、余計なことを言ってしまったりと、失敗するのが目に見えて、兜の緒を締め直した。 というか、朝方まで起きていた疲れが取れない。眠い。だるい。 *** 坪倉優介『記憶喪失に…

懇親会

上半期事業報告会の後に懇親会に参加。 私たちのプレゼンを前のめり気味に褒めてくれる人がいて、そう言ってもらえるなんて思ってもいなかったらか嬉しいなと思った。 自分たちだけではなく、自分たちを支えてくれている人たちも巻き込んでの飲み会をしてい…

上半期事業報告会

今日は、一日研修だった。上半期の事業報告会。普段、他部署の人たちがどんなことをしているかわかっているようでわからないから、こんな機会が、これからもあれば良いな、と思った。自分の仕事が周りの人に理解してもらったり、頑張っている人が労ってもら…

だいたい同じ毎日。同じ時間に来店する客。

コンビニのレジで、店員のおばさんに「ピンカンって、かわいい音ですね」と声をかけられた。d払いで支払いすると、レジから鳴る音。「そうですね」当たり障りのない返事をし、アイスコーヒーを淹れる。 だいたい毎日、同じ店員。だいたい同じ時間にアイスコ…

連続更新記録が81日で途切れてしまった。

ラーメン屋で、ラーメンを啜りながら、ああ、今日はブログを更新できないな、と店内の時計を見た。10月3日に、一文だけでも、一語だけでも残そうと、雨の中、急いで、帰宅し、パソコンを立ち上げ、携帯電話で時間を確認したら0:59。パソコンの電源をつけ、こ…

仕事が、おもしろくなってきた。

仕事が、おもしろくなってきた。41歳になってやっと、自分の天職のようなものが見えてきた。そこから、自分の興味の蔓をさらに伸ばし、本を読みながら、ああでもない、こうでもないと考え、ただ、行動に移すにはあまりにも漠然としていて、とりあえず寄付か…

ずっと後悔している。

早朝、薄暗がりの中、寝ぼけ眼で、トイレまで向かった。トイレのドアを開ける時に、妹が小さい頃の心優しい妹に戻って良かった、と、思った。寝ぼけていたのか。なぜか、そう思った。 昨日、姪の小学校入学祝いのお返しが、私の元に届いた。 その中に、封筒…