どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2018年読んだ中で特におすすめしたい14冊

「おはよう」異国に住む友達からLINEが来て、よく日本が今、何時かわかるなあ、と思ったけれど、すぐに、今の携帯は、そんな設定ができていたんだっけと思い出した。

 

毎年、この時期になると、その年に読んだ、おもしろかった本の中から1冊選び、1冊にしぼりきれない場合は2冊を、その友達に手紙を添えて送っている。

 

日本語の本を読みたいだろうな、とかそんなことから始めたけれど、よくよく考えると、今はインターネットで購入できる時代だから、そんなに困っていないのかもしれない。私自身がその選ぶ作業が楽しくてやっているとことのような気もしないでもない。

 

そんなわけで、今年、読んだ本の中から、特におすすめしたい本14冊を紹介。

 

仔猫の肉球

仔猫の肉球

 

 生きづらいと思っている人に読んでもらいたい1冊。

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星の子

星の子

 

 今村夏子さんの本でしか出会えない世界がある。その魅力、言葉にすることが難しい。

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空の走者たち (ハルキ文庫)

空の走者たち (ハルキ文庫)

 

増山さんの作品は現実と虚構の溶け合い方に魅力がある。 

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彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

 

この本の感情の表現の仕方が秀逸。

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いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)

 

 まずは知ろうとすることが大事だと気づく本。

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自殺

自殺

 

自殺と末井さんの過去のことと、自殺に関わってきた人たちとのインタビューで本書はすすむ。

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しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

うまく話せるようになりたい人々の物語。挫折との向き合い方が絶妙。夢中になって一気に読んだ。

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チーム (実業之日本社文庫)

チーム (実業之日本社文庫)

 

 箱根駅伝に出場する関東学生連合の物語。箱根を走り始めると、読むのをやめられなくなる。

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片翼チャンピオン (講談社文庫)

片翼チャンピオン (講談社文庫)

 

脳卒中になり、後遺症が残ってしまった人たちの物語。誰にでも起こりうると思いながら読んだ。

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虹色のチョーク

虹色のチョーク

 

福祉を仕事にしている人には読んでもらいたい本で、働く喜びって何?ということを考えさせられる本でもある。 

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できそこないの世界でおれたちは

できそこないの世界でおれたちは

 

 50歳の青春小説。『どうして、こんなところに』もおすすめ。

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手のひらの音符 (新潮文庫)

手のひらの音符 (新潮文庫)

 

会社の都合で転職活動をせざるを得なくなった女性の物語で、現在と過去が絶妙に交錯する。先が気になって気になって、読むのがやめられなくなる。

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縄文時代を舞台にした小説。縄文時代に全く興味がないのに、物語の世界に引き込み、読むのを夢中にさせるなんて、すごいなあ、と思った。

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読書の日記

読書の日記

日記も良いな、と思わせてくれた本。分厚い本なんだけど、まだまだ読んでいたくなる。読書の日記も魅力的であるが、fuzukueを経営している話も素敵。

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友達にプレゼントする本を2冊まで絞った。というか、どちらかを選ぶのは難しいから、2冊にしようか。迷う。