「おはよう」異国に住む友達からLINEが来て、よく日本が今、何時かわかるなあ、と思ったけれど、すぐに、今の携帯は、そんな設定ができていたんだっけと思い出した。
毎年、この時期になると、その年に読んだ、おもしろかった本の中から1冊選び、1冊にしぼりきれない場合は2冊を、その友達に手紙を添えて送っている。
日本語の本を読みたいだろうな、とかそんなことから始めたけれど、よくよく考えると、今はインターネットで購入できる時代だから、そんなに困っていないのかもしれない。私自身がその選ぶ作業が楽しくてやっているとことのような気もしないでもない。
そんなわけで、今年、読んだ本の中から、特におすすめしたい本14冊を紹介。
生きづらいと思っている人に読んでもらいたい1冊。
関連記事:生きづらいと思う人に読んでもらいたい一冊 - 北の凡
今村夏子さんの本でしか出会えない世界がある。その魅力、言葉にすることが難しい。
増山さんの作品は現実と虚構の溶け合い方に魅力がある。
関連記事:空の走者たち - 北の凡
この本の感情の表現の仕方が秀逸。
関連記事:彼女のこんだて帖 - 北の凡
まずは知ろうとすることが大事だと気づく本。
関連記事:いのちの食べかた - 北の凡
自殺と末井さんの過去のことと、自殺に関わってきた人たちとのインタビューで本書はすすむ。
関連記事:自殺 - 北の凡
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/05/30
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (296件) を見る
うまく話せるようになりたい人々の物語。挫折との向き合い方が絶妙。夢中になって一気に読んだ。
関連記事:うまくいかないのが当たり前の人生に、立ち向かう勇気をくれる1冊 - 北の凡
箱根駅伝に出場する関東学生連合の物語。箱根を走り始めると、読むのをやめられなくなる。
関連記事:箱根駅伝の関東学生連合の見方が変わった - 北の凡
脳卒中になり、後遺症が残ってしまった人たちの物語。誰にでも起こりうると思いながら読んだ。
福祉を仕事にしている人には読んでもらいたい本で、働く喜びって何?ということを考えさせられる本でもある。
関連記事:「日本でいちばん大切にしたい会社」と呼ばれる日本理化学工業がすごすぎる ! - 北の凡
50歳の青春小説。『どうして、こんなところに』もおすすめ。
会社の都合で転職活動をせざるを得なくなった女性の物語で、現在と過去が絶妙に交錯する。先が気になって気になって、読むのがやめられなくなる。
関連記事:読むのがやめれなくて、気づけば深夜1時30分 - 北の凡
- 作者: 荻原浩
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
縄文時代を舞台にした小説。縄文時代に全く興味がないのに、物語の世界に引き込み、読むのを夢中にさせるなんて、すごいなあ、と思った。
関連記事:人は、人を憎むことが好きだけれど、人に憎まれることは嫌い。 - 北の凡
- 作者: 阿久津隆
- 出版社/メーカー: NUMABOOKS
- 発売日: 2018/06/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
日記も良いな、と思わせてくれた本。分厚い本なんだけど、まだまだ読んでいたくなる。読書の日記も魅力的であるが、fuzukueを経営している話も素敵。
友達にプレゼントする本を2冊まで絞った。というか、どちらかを選ぶのは難しいから、2冊にしようか。迷う。