どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

生きているのが、すばらしすぎる

 滝口悠生『ラーメンカレー』を閉じ、レジに向かおうと立ち上がった時に、財布を忘れていることに気づいた。財布は、昨日、着ていたダウンの中だった。鞄の中に入れっぱなしの小銭入れの中にお金あるかなあとか考えているところで、コメダは、d払いができたということに気づき、レジに向かい会計を済ませ、駐車料金400円は、小銭入れから出し、事なきを得た。昨日は、昨日で、買った歯磨き粉が、自宅に入ると、なぜかなくなっていて、今日、コメダから帰ってきたら、駐車場に落ちていた。見つかって良かった。

 滝口悠生『ラーメンカレー』は、友人の結婚式に出席するために、ロンドンに行く話なのだが、読みながら、ヨーロッパは、陸で繋がっていたり、それぞれの国が近そうなのに、英語、フランス語、スペイン語など、言語がいくつもある当たり前のことに、今更ながら、気になり始め、ヨーロッパの歴史を知れば、わかることなのだろうか、と思う。『ラーメンカレー』も終盤にさしかかったところで、窓目くんという登場人物が、結婚式場で出会うシルヴィという女性に恋をするのだが、やっぱり恋愛の話っておもしろいなあ、と読んでいる。生きているのがすばらしすぎると言う感覚、わかる。