どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

ワックスジャケット

 過日、職場で誕生会を開いてもらった。その誕生会の後半で、職員の質問に答えるという時間があり、仕事で着る服と、私生活で着る服は違いますか?と訊かれた。

 同じものもあるし、違うものもあるなあ。違うのは、帽子を被ることが多いのと、ネクタイをすることかな、と答えた。

 私が、毎日、着用している衣服の幾つかはAnorakcity Storeで購入したものである。Anorakcity StoreのInstagramで、新しいアイテムが紹介されると、かなりの頻度で店に訪れ、かなりの頻度で購入して帰る。出会った時に購入しないと、次にいつ入荷するかわからないのと、良いものが安く手に入るのが楽しい。昨日も、「British  Country  Stile Fair Vol.1」という期間限定のフェアを開催していて、妻と訪れた。妻と訪れること自体は稀で、私が服を選ぶときは、常に、自分が良いというものを選ぶ。

 Anorakcity StoreのホームページやInstagramを読むと、「British Country Stile Fair Vol.1」でメインとなっているのが、イギリスで40年以上続くブランドWalkers&Hawkesのワックスジャケット、と書いてあった。

 ワックスジャケットの存在の知ったのは、Anorakcity Storeではない店舗で、おそらく、バブアーのワックスジャケットだったのではないか、と今になっては思う。値段もそれなりで、買えないと思ったから。

 ヨーロッパの服を取り扱っている店舗は、札幌にもいくつかあるのだが、私が好んでAnorakcity Storeに訪れるのは、良いものが安く手に入るという理由もあるのだが、Anorakcity Storeの店主の存在が大きい。服屋さんで好んで会話を交わすのは、Anorakcity Storeしかない。もちろん購入するアイテムが気に入ってお金を払っているのだが、店主の仕事に対する姿勢や信条、知識や、アイテムに対する愛情にも、お金を払っている感覚がある。

 以前、購入したマウンテンパーカーも、今回、購入したワックスジャケットも、間違いなく、Anorakcity Storeと出会っていなければ、購入していない。Anorakcity Storeを通して、新たな世界を知れた喜びがある。

 その人の纏っている雰囲気は、信条、生き方、外見、声音、話し方などから醸し出されるもので、外見は、顔など容姿もあるが、身につけている衣服によるところもあり、時々、衣服の質問をされるのが嬉しかったりする。

 早速、私はワックスジャケットを着て出かけた。

 

anorakcity.stores.jp