どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

職場の飲み会は必要か、必要ではないか?

 職場の飲み会は、必要か、必要ではないかを考える機会があって、ここ何日か、頭に浮かぶたびに考えていたし、何人かに、どう思う?と意見を訊いたりした。というのも、ある年代から、職場の飲み会は必要ない。というか、昭和?という意見が一定数いる気がして、妻ともその話をしたのだが、妻から飲み会の参加を強要すると、パワハラになるということを教わり、まあ、強要することはないけれど・・・、えっ、それもパワハラ?となって驚いた。もちろんパワハラが良くないということは、当たり前だけど、パワハラが怖くて、言うべきことを言えない上司、先輩職員が増えてきている気がしないでもない。飲み会の話に戻すが、私も、20代の頃、職場の飲み会に参加するのが苦手であり、めんどくさくて、できれば参加したくないと思っていた。40代の今も、20代の頃まではいかないが、やはりめんどくさい時もなくはない。そこらへんも加味し、職場の飲み会は、必要か、必要ではないかという、私なりの考えは、必要であるであった。昭和というか、昭和以前から、食事をしながらのコミュニケーションは利用されてきたのではないか。いや、時代も去ることながら、世界的なことなのではないか。外国人が、日本の職場の飲み会について驚いていたような気もするから、世界的なことではないのかもしれない。ただ、サミットなんかでも、ランチミーティングのような食事をしながらのミーティングがあるのではないか。ニュースでサミットのスケジュールをみながら、食事中も、ウクライナ問題とか検討するんだ、と思った。食事をしながらだからこそ作れる空気感があるのだろうか。食事中の、一見、どうでも良いコミュニケーションが、どうでも良くなかったりするのではないだろうか。どうでも良いコミュニケーションにこそ、その人の人となりを知る機会になるのではないか。人となりを知ることで、普段の業務がスムーズになることもあるのではないか。

 かくいう私たちの職場ではどうかというと、職員の誕生会を毎月のようにしている。当然、めんどくさいと思って、あまり参加しない職員もいるにはいるが、20代の職員も多く参加している。まあ、上司に気を遣うような機会はほぼないから、参加しやすい飲み会ではあるのだろうが。ちなみに誕生会をするかどうかについて、職員の意見をまとめてももらい、結果的に、今年もやろうということになった。プレゼントも用意する。プレゼントの用意が大変で、何が欲しいんだろうとその職員のことを考え、そこでその職員の新たな一面を知ったりする。私も、3年目の職員のプレゼントを依頼され、その職員に何が欲しい?と訊くと、本が良いです、と即答だった。普段、自分が読まないような本をプレゼントしてもらいたいです、とのことで、2冊選んだ。すぐ思いついた。1冊は、現在、すぐおもしろいと思うだろう本で、もう1冊は、これから必要となる考え方を身につけるための本。