どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

清々しいはなし

 職場にフレディ・マーキュリーが好きだという職員がいることを最近になって知った。その好きさ加減は、結婚したいというほどらしく、どこに、それほど惹かれる要素があるのだろうかと気になって、訊いてみた。その職員は、顔です、と即答した。顔です、というような職員ではないように思っていただけに、清々しさすら感じた。

 同じような感覚になったのが、この前、姪が言った言葉だ。姪は、高校生になり、弓道部に入部した。入部したと言っても、コロナで会っていない間に、高校3年生になり、弓道部を引退したのだが。で、数年ぶりに会ったので、何で、弓道部に入ったの?と訊くと、勝ちたかったから、と即答した。理由を訊くと、弓道を始める人は、高校生からが多く、勝ちやすいと思ったからとのことだった。勝ちたい、という混じり気がない気持ちを感じて、それはそれで、清々しさを感じた。