何をすれば向き合うということになるのでしょうか。困った表情で、今年度、管理者になった部下は呟いた。私の中では答えが出ているが、自分で答えに辿り着く過程が大事だと思うので、答えが見つかったら、教えてよ、と伝えた。
河内崇典『ぼくは福祉で生きることにしたお母ちゃんがくれた未来図』を読んだのだが、この本にも、その答えが書かれている。
何度も込み上げてくる場面があったのだが、おわりにかえてを読みながら、涙が溢れた。ここまで他人のために動く仕事というのは、他にあるのだろうか。まるで家族。まさしくお母ちゃん。
向き合うにあたり大切なのは、手段方法ではない。
