珍しく、久しぶりに会いたいという連絡が何人かから来た。一人は、中学生の時に出会った友人からで、6月下旬に連絡が来て、9月上旬に会うことになった。
この年齢になると、それぞれ住んでいる土地も違い、休みも合わず、気づけば、この前、会ったのっていつだったっけ？となる。おそらく10年は経過している。10年も経過していれば、お互いのイメージに齟齬が生まれること必至であり、私でいうと、体重の増加が気になるところ。
ということで、7月から私はダイエットを開始した。ご飯の前に水を飲むのが良いと聞けば、食事を摂る前に水を飲み、1週間に1回でも散歩をするのが良いと聞けば、散歩をした。
そんな姿を見た妻が、義姉と電話した時に、私がダイエットを始めたことを話し、散歩をしていることを伝えたらしい。義姉は、ただの散歩でしょ？と言っていたとのことだった。当然、言外には、散歩をしたところで、どれほどの効果があるの？ということが容易に想像でき、私は、「ただの」ってひどい、と笑った。
2ヶ月の間、1週間に1回程度、自宅の周辺をあてもなく散歩をした。1ヶ月が過ぎ、2ヶ月目に差しかかる頃、あてもなく散歩することにも飽き、目的地があるほうが良いということになり、真夏日が続くなか、汗をかき、コメダに向かったり、札幌に出かけた。何人から、痩せた？と訊かれた。ズボンもベルトをしないと履けないほどになった。
先日、日帰り温泉に行った時に、久しぶりに体重測定をした。確かに一時期よりは、痩せてはいたけれど、思っているほどの成果ではない。多く見積もっても4キロ減。3〜4キロは、いつもあっという間に戻るので、私は、ここからが本番だとも思っているけれど、中学生の時に出会った友人との再会までには間に合いそうもない。
