どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

定期的に怒る

 のちに気づいたことなのだが、自分の感情というものは、こまめに、軽いうちに、誰かに伝えておいた方が、案外ぶあつい軋轢になりにくい。20年生きていたけれど、それまで私はこの事実を知らなかった。定期的に怒ったほうが、人は世界のきしみをなくすことができる。

 「嫌なことは嫌だと言う」ことが大切ではあるが、「嫌なことは気軽に、早めに嫌だと言っておく」ことはもっと大切である。三宅香帆『それを読むたびに思い出す』p76-77

 

 私は定期的に怒っている。定期的に怒っているからなのか、尾を引くことがほぼない。で、嫌なことを嫌だとも言っている。一番ストレスがないのは、『それを読むたびに思い出す』にも書いてあるように、事が起こる前に、伝えておけるかどうか。

 翌日、私は、朝から怒ることになる。アルバイトの身だしなみの悪さに腹が立ち、怒った。

 人は見た目ではない。ただ、人は見た目で、判断することがほとんどということも覚えておいたほうが良い。太古の昔、人は、瞬時に、危険かどうかを察知できなければ、死んでしまう時代があった。その名残で、人は、先入観で、人を判断するようになっているのだと言うのが、私の仮説。

 仕事終わりにそんなことを考えながら運転していたら、夜空に、火を噴き出して、墜落しているような物体が目に入り、墜落?ミサイル?花火?えっ、今のって何だったの、と自宅に帰ってきて、妻に言ったが、ニュースにも何もなっていないと言う。何かを見間違えたのか、まだニュースになる前の話なのか。気になる。