どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

白黒

身体が痛くて目が覚めることが、ここのところ多い。目が覚めると、すぐに眠くならないので、起きて、本を読む。爪切男『もはや僕は人間じゃない』を読み終わる。読者を選ぶような内容ではあるが、人生という名の物語に、パチンコ中毒の住職やオカマバーの店員が登場して羨ましさすら感じる。悲しみを知っている人は、懐が深いというか、温かい。次なる新刊『働きアリに花束を』も購入しようかと迷う。

 

もはや僕は人間じゃない (単行本)

もはや僕は人間じゃない (単行本)

  • 作者:爪 切男
  • 発売日: 2021/02/20
  • メディア: 単行本
 

 

働きアリに花束を

働きアリに花束を

  • 作者:爪 切男
  • 発売日: 2021/03/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

ここ数日、一冊の本を探していた。その本は、インスタだったか、ツイッターで、たまたま目にした本で、内容というより、本の装丁がかっこよくて、手にしてみたくなる本だった。が、どこで見たかわからなくて、なんという本のタイトルかもわからず、作家もわからなかったんだけど、朝、インスタを見ていたら、再び、出会った。川勝正幸『ポップ中毒者最後の旅:2008-2012』。白黒がかっこいいと思うのだろう。以前も、赤松利市『鯖』という本を一目見た時も、かっこいいと思って、買った。本の装丁でかっこいいと思って買うことはほぼない。

 

ポップ中毒者最後の旅: 2008~2012

ポップ中毒者最後の旅: 2008~2012

  • 作者:川勝 正幸
  • 発売日: 2014/09/29
  • メディア: 単行本
 

 

鯖 (徳間文庫)

鯖 (徳間文庫)