どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

爪切男『死にたい夜にかぎって』扶桑社/こんな恋愛小説が大好きだ!!!!!

爪切男『死にたい夜にかぎって』をゆっくり読みたいのに、ここ数日間、仕事の帰りが遅くて、読めなかった。今日は、いつもよりも少しだけ早く帰ってきたので、ご飯を食べ、お風呂に入り、こうして、布団の上で続きを読んでいる。読んでいたら眠くなってきて、これはまずい。ブログの更新記録が途絶えてしまう。眠る前に、ブログを書こうとノートパソコンを開き、キーボードを叩いている。

 

今は、78頁で、唾を売る女と同棲をしている。唾を売る女とは、唾マニアの男どもに、自分の唾を提供するらしく、一滴が2万円にもなるらしい。読みながら、東京は人口が多いから、売りたい人と買いたい人の両者がいるんだな。これが、田舎だと、仮に、唾マニアがいたとしても、売ってくれる人もいなければ、この売買が成立しない。東京はどこか、病んでいる感じがするけど、それも、人口の多さからくる多様性なのだろうか。

 

真面目な話を書いてしまったが、この爪切男『死にたい夜にかぎって』は、そもそもそんな真面目な話ではなく、クスッと笑える恋愛短編小説という感じ。今のところ。

 

Amazonで、商品説明のところを読むと、Webサイト『日刊SPA!』で驚異的なPVを誇る連載エッセイ『タクシー×ハンター』。その中でも人気の高かった「恋愛エピソード」を中心に大幅な加筆修正をしたのが、『死にたい夜にかぎって』と書いてあった。

 

そうなると、Webサイト『日刊SPA!』が気になり、調べてみると、今も連載していた。

nikkan-spa.jp

次に、本のカバーをめくり、帯を読むと、銀杏BOYZ峯岸和伸が絶賛している横に、文学フリマ発とあり、文学フリマに行ったことがないので、どんなものだろう?と興味が湧いた。湧いたので、Twitterで、文学フリマを調べたら、札幌でもやっていて、ただ、もう終わっているけれども、来年、行ってみよう、と思った。また、今度、じっくり調べてみよう。

 

と、いうわけで、私は、再び、爪切男『死にたい夜にかぎって』を開き、眠くなるまで、布団の上で、続きを読む。

 

死にたい夜にかぎって

死にたい夜にかぎって