ある日、相談をされた。
話をした後、もう一人の俺が、俺に問いかける。
「オマエ ハ デキルノカ？」
そんなに、すごいやつじゃないって気がついた。
できもしないコトを言っている自分が嫌になった。
自分ができないコトを言うのは辞めることにした。
ある日、相談をしたくなった。
だけど、相談はしなかった。
トモダチは、タワイモナイ話をして帰って行った。
タワイモナイ話で救われた。
クダラナイ話で救われた。
タワイモナイ話が大切だって知った。
クダラナイ話が大切だって知った。
ある日、相談をしたくなった。
相談をした。
ずっと、ずっとただ、うなずいてくれた。
ただ、聞いてくれることで救われた。
聞くことが大切なことだって知った。
その人の溢れた水を飲み干そうと思うようになった。
まずは、その人の溢れた水を飲み干そうと思うようになった。
今でも考える。
俺に何ができるのだろうか？
