どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

永沢光雄がおもしろい!

オリックスバッファローズは、もともとオリックスブルーウェーブ近鉄バッファローズが合併した球団であり、調べると、2004年に合併をしている。今から15年前のこと。

 

もともとのオリックスブルーウェーブファンと近鉄バッファローズファンは、オリックスバッファローズファンになっているのだろうか。やっぱり、近鉄近鉄オリックスオリックスで、オリックスバッファローズは別物なのだろうか。ファンを辞めた人もいただろうし、ファンを続けた人もいたんだろうな。

 

そんなことを考えながら、永沢光雄『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス』を読んでいる。永沢光雄近鉄バッファローズファンである。

 

読めば、読むほど、永沢光雄は、おもしろいなあという感情が湧いてきて、増税前に、永沢光雄のほかの著書も買おうかと思っている。

 

野球のことを書いているのだけど、永沢光雄自身のことを絡めているので、こんな野球の本は、永沢光雄にしか書けない。

 

アルコール依存症のこと、うつ病のこと、ガンのこと、妻のこと、仕事のこと、そして、野球のこと。

 

永沢光雄は、AV女優や風俗嬢にもインタビューをしていて、SM女優が語る巨人の高橋由伸の話がおもしろかった。高橋が読んだら、怒るだろうなあと思いながらも、くすっと笑ってしまった。

 

人は皆、周りの人の支えがあって生きているけど、永沢光雄の書く言葉を読むと、永沢光雄は、周りの支えがなければ生きていけるのだろうかという印象を受ける。特に奥さんは、素敵な人に私には映った。永沢光雄、妻とネットで検索して調べたくらいである。

 

本著の最後に、身内の対談があって、ああ、永沢光雄の奥さんだあ、恵さんっていうんだあ、と思いながら、普段は、飛ばす対談も隅々まで読んで、永沢光雄さんの魅力に少しだけ触れた気がした。

 

対談を読んだあと、本書に収録されている良い年をした大人たちがキャッチボールしている物語を思い出して、素敵だなあ、と思った。

 

二丁目のフィールド・オブ・ドリームス

二丁目のフィールド・オブ・ドリームス

 

 

好きな言葉は何ですか?

仕事前に、いつものコンビニで、アイスコーヒーとビッグポークフランクを買って、車で、食べたり、飲んだりして、15分寝て、まだ時間があったので、永井宏『雲ができるまで』を開いた。

 

この本を手にとったのは、この前、読んだ辻山良雄『ことばの生まれる景色』に「小説とも、エッセイともつかないスケッチのような作品」と紹介されていて、ここ最近、もっとも読みたい本となり、もしかしたら、このブログの書き方にも何かしらの影響を与えてくれる作品になるのではないか、という予感があった。

 

数ページ開いて、エッセイかなと思ったけれど、さらに数ページ読み進めると、小説みたいと印象が変わった。数ページで終わる短編小説。

 

いくつもの綴られている物語のひとつに、ポストカードを制作している女性が登場する物語がある。

 

彼女のポストカードは、365日のカードというのを制作していて、どういったものかというと、毎日の出来事をコラージュしていくもので、映画の半券やお菓子の包み、大事な手紙の切手、大切な人にもらった花束の中の花びらを一枚だけとか、毎日毎日の彼女の暮らしや心の移り変わりが、誰に出すということのないポストカードに記録していく。

 

私もブログの記事を書くにあたり、トップに、その日の出来事を表す写真を撮って、載せようかな、と思った。

 

雲ができるまで

雲ができるまで

 

 

職場の後輩と、尊敬する人物は誰か?好きな歴史上の人物は誰か?という会話になり、ありきたりですけど・・・、とその後輩は言った。ありきたりって誰なんだろう、と思って待っていると、ヘレンケラーだと言う。ヘレンケラーの言った言葉で、好きな言葉があって、と教えてもらったんだけど、正確に書く自信がないので、ここでは書かない。

 

ここで言いたいのは、その後輩が、良いなと思った言葉を集めているということ。こう書いていて、私も、本に付箋を貼ったり、このブログに書いている行為は、同じ行為だと思ったわけだけど、その後輩と、自分の好きな言葉を出し合って、これ、結構、おもしろいな、と思った。

 

なので、また、誰かにも好きな言葉って何ですか?と訊いてみようと思った。

史上最強のWエース

仕事前にいつものコンビニで、アイスコーヒーとパンを買って、永沢光雄『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス』を読んだ。

 

最初の数ページを読んで、やっぱり永沢光雄さん好きだな、と思った。

 

『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス』は、野球小僧に連載していたものらしく、野球小僧といえば、私が好きな雑誌の一つであり、永沢光雄さんの記事を掲載していた野球小僧は、すごいなと思った。

 

まだ読み始めたばかりだけど、永沢光雄さんの言葉は、野球のことを書いていても、どこか哀愁が漂っていて、等身大で、優しい。これから読み進めると、こんな野球に関する書き方もあるんだ、と気づくのだろう。

 

その日の仕事を終えて帰ってきたのが、21時半だったか、22時で、玄関を開けて、「ただいま」と言っても、猫からの返事はなく、電気をつけると、ご飯の前にお座りをしていた。

 

目がクリクリしていて、潤んでいるように見えて、寂しかったのだろうか、と思った。

 

猫にご飯をあげ、すぐにお風呂に入って、出てきたら、猫が強めの鳴き声で、怒っていて、怒っているといっても、ふーという感じの怒り方ではなく、帰ってきたと思ったら、すぐにどこか行って!という感じの鳴き方で、私が床に座ると、猫が胸の上に乗ってきて、顔を近づけてきた。

 

そうなると、私は、じっとしているしかなく、ご飯も食べることもできず、いや、ご飯よりも、猫が私の上に乗っていることの方が嬉しいのでかまわないのだが、しばらく、猫を撫でて過ごした。

 

猫が私の上から降りると、パソコンを開き、日本高校代表の試合結果をネットで確認した。

 

奥川投手が登板したらしく、カナダ相手に、7回18奪三振の圧巻の安定感で、久しぶりの登板を終えていた。

 

奥川投手と佐々木投手のWエースは、史上最強なのではないだろうか。お互い意識しているかどうかはわからないけど、ライバルで、チームメートって、漫画を読んでいるようで、これから2人がプロに行き、また、新たな名物対決となれば良いな、と思った。

 

今日も、試合はあったのだろうか、とネットで調べると、韓国に4-5でサヨナラ負けを喫していた。

 

 

二丁目のフィールド・オブ・ドリームス

二丁目のフィールド・オブ・ドリームス

 

 

 

 

萩の月

妙に体が疲れている。と書くと、ここのところ毎日のような気もするが、今日も疲れた、と自宅に入って呟いた。

 

夕飯を食べ、風呂に入り、昨日と同じようにAbemaTVで、日本高校代表の試合を観る。パナマとの試合だった。そして、昨日と同じく、安倍公房『砂の女』を読んだ。

 

布団の上で、試合を見て、本を読んでいると、睡魔が襲ってきて、半分寝ている状態だったが、4番石川が、ホームランを打ったところで、目が覚めた。

 

試合を見ていると、昨日と同じく、雨脚が強くなり、試合が中断したので、今日もこのまま雨天コールドゲームだな、と、パソコンを閉じ、本を閉じ、目を閉じた。

 

朝が来て、いつものように始業時間前に、コンビニでアイスコーヒー買って、車の中で飲んだ。

 

職場の人が、おみやげで宮城のおみやげの萩の月をくれた。萩の月が好きなので嬉しかった。

 

自宅に帰ってきて、「ただいま」と猫に声をかけると、「にゃっ」と短くないた。おかえりと言っているようだ。

 

猫にご飯をあげ、風呂に入り、ソファに座って本を読んでいると、猫が、私の膝の上に乗ってきた。私は、猫を撫でながら、大学病院で、検査をするのが怖いな、と思った。

 

最近、読んでいた安倍公房『砂の女』を読み終わった。

 

今日、もらった萩の月を、食べようと思って、鞄を探したら、なぜか、なかった。食べたっけ?と思ったけど、食べたかどうか記憶になく、せっかく楽しみにしていた萩の月だったのに、これで終わりだと思うと、残念だった。

 


 

 

綾屋紗月、熊谷晋一郎『発達障害当事者研究』を読むか、永沢光雄『二丁目のフィールド・オブ・ドリームス』を読むかで、迷って、綾屋紗月、熊谷晋一郎『発達障害当事者研究』を開いた。そして、眠くなったから、あっという間に寝た。

 

猫を、宮城県の病院に連れて行く夢を見た。

 

 

安倍公房の背表紙を並べるとかっこ良い

AbemaTVで、高校日本代表対台湾代表の試合を観ながら、安倍公房『砂の女』を読んだ。居間で寝そべりながら。

 

安倍公房を読もうと思ったのは、読書好きが呟いているTwitterを見たのがきっかけで、安倍公房の作品を何作品か集めている背表紙を見ると、かっこよく見えた。

 

砂の女』は、昆虫の研究のために訪れた街が、砂に悩まされている街で、ご好意で、宿泊させてもらった自宅が砂に埋まっていくといった話なんだけど、こういった砂に悩まされている街は、もしかしたら、世界にあるのかもしれないな、と思った。

 

外国のとある街では当たり前のことでも、日本に、そのような街があると、不思議な話になるんだもんなあとか考えながら、この作品が書かれたのは、何年なんだろうかと気になって、本の後ろを見てみると、昭和56年だった。

 

もしかしたら、安倍公房は、外国のとある街を訪れ、砂の女の発想を得たのかもしれない。わからないけど。 

 

高校日本代表対台湾の試合は、5回裏、エラー絡みで、2点をリードされたところで、球場に猛烈な雨が降り、中断。ずっと、中断の模様を流していたけれど、もう、いいや、と思って、中継を停めて、ノートパソコンを開いて、ブログを書いたり、安倍公房『砂の女』を読む。

 

22時になり、高校日本代表の結果が気になって、ネットで調べたら、雨天コールドになっていた。

 

それにしても不思議な物語だ。安倍公房『砂の女』を読みながら、蟻地獄という昆虫を思い出した。子供の頃、蟻地獄を見つけると、蟻地獄に蟻を入れてみて、あれ?蟻が外に出ちゃった、全然、蟻地獄じゃない、と思ったり、蟻地獄を破壊したりして遊んだ。

 

安倍公房『砂の女』は、そんな感じか?そんな感じのところに家があるのか?なぜ、ここの村を皆、捨てないのだろう。あり得んなあ、とか思いながら、ずんずん続きを読む。23時を回る。日中、昼寝をしたから、一向に眠くならない。

 

私の隣では、誕生日プレゼントとして買ったクッションベッドに猫が気持ち良さそうに寝ている。

 

 

ドラえもんの誕生日

昼寝を3時間ほどした。いつもよりも長い昼寝だったのは、昨日、東京から友達が札幌に遊びに来て、深夜1時くらいまで飲んでいたからだ。

 

友達が泊まるカプセルホテルに泊まろうと思ったけれど、あまりにも睡魔が激しく、これなら、駐車場に停めてある車でもすぐに眠ることができるだろうと思って車の中で寝た。

 

友達と会って、車中泊をするのは、今回だけではなく、ほぼ毎回で、これくらいの時期であれば、掛物もいらずに寝ても寒くはない。ただ、寝返りを打てないから寝た気がしない。よって、どうも疲れが取れない状態になり、眠くてどうしもようもない。

 

ちなみに、友達が宿泊したカプセルホテルの料金は、一泊2000円ほどで、えっ?そんなに安いの?2000円くらいなら、私も、カプセルホテルに泊まろうかな、と友達に会ってすぐに思ったけど、結局、カプセルホテルの隣の立体駐車場の車の中で眠った。

 

昨日は、そのカプセルホテルの前で友達と合流し、友達が予約していた串カツ屋に向かった。

 

よく行く店で、17時から19時までの間は、一人1000円以上の料理を注文すれば、飲み物は無料という破格のプランがあり、私たちは、いつも注文するナポリタンと、馬刺し、串カツ数本なんかを注文し、友達は、ハイボールをジュースのようにごくごくと飲み、私は、コーラだったり、ウーロンハイなんかを飲んだ。

 

大学の頃から、その友達が自宅のアパートに来ると、オールといって、徹夜で、どうでも良い話をよくしていて、こうして、年に数回、会うと、オールをする体制を整えるのが、歓迎の意を表している。

 

けれどもというか、0時をすぎると、どうも眠くなってきて、頭がぼーっとして、もう、布団の中に入りたいというか、ここでは、車のシートに埋もれたいというか、そんな気持ちになってしまう。

 

1ヶ月くらい前から会うのを楽しみにしていて、会うと、いつもあっという間に時間が流れて、ああ、もう終わっちゃったと、朝を迎える。

 

トイレに行きたくなったのと、うっすら明るくなってきたのとで目覚めたのが早朝6時。自宅に到着したのが、7時前で、実質、5時間くらいは寝ているんだけど、午前中は、ずっと、眠たいな、と思いながら過ごした。

 

午前中は、猫を病院に連れて行った。大学病院へ受診するための紹介状を書いてもらうのと、便秘だったため、医師に相談した。

 

点滴を打つことになり、ちょっと針が太いので、痛いかもしれません、と医師は言ったのだけど、医師の言ったとおり、猫は痛かったのか、針を刺して、すぐに、ふーと、怒り、点滴は中断された。人間の点滴の針も、通常の針より太く、私も猫と同じく点滴をするのが苦手だ。

 

猫の受診を終えて、先日、半額セールをしていた系列の古本屋に向かった。同じ系列なら、同じく半額セールをしているかもしれないと思ったけど、半額セールは、していなかった。ただ、読みたい本がいくつかあり、数冊買った。

 

昼はラーメンを食べようと思って、行きたかったラーメン屋が、ここら辺だったと思って調べたら、月曜日は定休日だった。弁当でも買って、家で食べようと思って、猫の誕生日プレゼントを買いに向かった。

 

うちの猫は、9月3日で15歳になる。今日、Twitterで知ったのだが、9月3日はドラえもんの誕生日でもある。うちの猫がドラえもんに見えてきた。

 

クッションベッドを買い、昼食の弁当を買って、うちに帰ってきて、ご飯を食べ、ご飯を食べると眠くなってきて、昼寝をした。

 

昼寝から起きて、安倍公房『砂の女』を読んでいる。

 

 

マイケル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』

車を走らせていると、「増税前」という文字が目についた。

 

増税前に、夏タイヤと、冬タイヤの両方を買おうと思っている。タイヤだけではなく、欲しい本も一気に買った方が良いのではないだろうか、と思っていて、他に、買うものはないか、と無駄遣いをしそうな気がしないでもない。

 

最近、読みたくてたまらなくなっていた永井宏『雲ができるまで』をネットで買った。

 

雲ができるまで

雲ができるまで

 

 

仕事を終え、自宅に帰ってきて、お風呂を済ませて、ご飯を食べ、今は、居間のソファに座って、アイスコーヒーを飲みながら、ノートパソコンのキーボードを叩いている。

 

隣では、猫が眩しそうに、手で顔を覆い、寝ている。

 

ベン・ラナー『10:04』もまもなく読み終わる。次は、マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』を読もうと思っている。夏が終わったので。と、いっても、夏が終わったという物語なのかはわからない。そもそも、どんな内容かわからず、表紙だけで買った。タイトルと表紙の絵が素敵。まるで、CDのジャケ買い

 

この本との出会いは、数年前で、古本屋で見かけた。その時は、買わずに帰ってきたんだけど、それからも、時々、思い出し、やっぱり読んでみたいと思っていた本で、先日、再び、出会ったから、買った。

 

 

いつものように朝方トイレに起きて、このまま起きていようと、思って、本を読み始めたのが、4時。ベン・ラナー『10:04』を読み終わった。

 

10時に、半額セールをしている古本屋に行ったら、9月1日は13時からです、と貼り紙が貼ってあって、再び、自宅で本を読んで過ごし、13時に古本屋に行った。

 

そして、今、本棚に並んでいる内田百間ノラや』を読むか、今日、買った安倍公房『砂の女』を読もうか迷っている。

 

マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』は、またあとにしようと思っている。