北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

好きな言葉は何ですか?

仕事前に、いつものコンビニで、アイスコーヒーとビッグポークフランクを買って、車で、食べたり、飲んだりして、15分寝て、まだ時間があったので、永井宏『雲ができるまで』を開いた。

 

この本を手にとったのは、この前、読んだ辻山良雄『ことばの生まれる景色』に「小説とも、エッセイともつかないスケッチのような作品」と紹介されていて、ここ最近、もっとも読みたい本となり、もしかしたら、このブログの書き方にも何かしらの影響を与えてくれる作品になるのではないか、という予感があった。

 

数ページ開いて、エッセイかなと思ったけれど、さらに数ページ読み進めると、小説みたいと印象が変わった。数ページで終わる短編小説。

 

いくつもの綴られている物語のひとつに、ポストカードを制作している女性が登場する物語がある。

 

彼女のポストカードは、365日のカードというのを制作していて、どういったものかというと、毎日の出来事をコラージュしていくもので、映画の半券やお菓子の包み、大事な手紙の切手、大切な人にもらった花束の中の花びらを一枚だけとか、毎日毎日の彼女の暮らしや心の移り変わりが、誰に出すということのないポストカードに記録していく。

 

私もブログの記事を書くにあたり、トップに、その日の出来事を表す写真を撮って、載せようかな、と思った。

 

雲ができるまで

雲ができるまで

 

 

職場の後輩と、尊敬する人物は誰か?好きな歴史上の人物は誰か?という会話になり、ありきたりですけど・・・、とその後輩は言った。ありきたりって誰なんだろう、と思って待っていると、ヘレンケラーだと言う。ヘレンケラーの言った言葉で、好きな言葉があって、と教えてもらったんだけど、正確に書く自信がないので、ここでは書かない。

 

ここで言いたいのは、その後輩が、良いなと思った言葉を集めているということ。こう書いていて、私も、本に付箋を貼ったり、このブログに書いている行為は、同じ行為だと思ったわけだけど、その後輩と、自分の好きな言葉を出し合って、これ、結構、おもしろいな、と思った。

 

なので、また、誰かにも好きな言葉って何ですか?と訊いてみようと思った。