昨年のちょうど今頃にも書いた『福祉の仕事を志す人に読んでもらいたい本』。1年が経ち、また数冊、オススメしたい本が増えたので、2019年版を更新することにしました。
今回、4冊中3冊が、医学書院の『シリーズケアをひらく』 であり、このシリーズケアをひらくは、読み物としてもおもしろいので、福祉の仕事を志さない人でも、読んでおもしろいと思います。たぶん。
平井威、「ぶ〜け」共同研究プロジェクト『ブ〜ケを手わたす知的障害者の恋愛・結婚・子育て』
今、もっとも興味があるのが、障害者の恋愛・結婚・子育てであり、社会福祉法人南高愛隣会の 実践は、かなり刺激的だった。その実践を知ることができる一冊。
有用性の軸で、人が生きることを語ることの弊害についてや、粋の話が良かった。
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その人がどんなふうに生きてきたかを知ることの重要性を知った1冊。
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居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)
- 作者: 東畑開人
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2019/02/18
- メディア: 単行本
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依存労働の重要性について考えるきっかけをもらえた1冊。 福祉専門職が一度は考えるであろう専門性について。考える一助になります。
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2018年版福祉のしごとを志す人に読んでもらいたい4冊