どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

花火

 職場に出勤する前に、コメダに出勤し、角田光代『方舟を燃やす』を読んだ。柳原飛馬と望月不三子の物語がとうとう交錯した。二人とも子どもの頃からの物語を読んでいるので考え深い。

 本を閉じて、坊ちゃん文学賞に応募する作品の続きを書いた。『TWILIGHT』というタイトルの短編小説で、この短編小説は物語の最後に流れるであろう曲をイメージして書いている。文字数は3,500を超え、ちょうどいい感じになった。あとは、少し時間をおき、推敲するのみとなった。

 次に応募する文学賞は手紙をテーマとしていて、その文学賞の作品のタイトルも『TWILIGHT』。TWILIGHTの後ろに、Scene5と記載して、書き始めた。私の構想ではTWILIGHTは、5つの短編小説からなる。全て書くかはわからない。とりあえず、Scene1とScene5を書こうと思っている。

 

 妻を職場に送り、私は、今日も、コメダにいる。角田光代『方舟を燃やす』を読んでいる。柳原飛馬の同級生の狩野美保のその後がずっと気になっていた。最後のやり取りは、狩野美保が、宗教団体が毒を流すから、水道水を飲むな、という電話以来で、再登場した時は、私も柳原飛馬と同じ心境で、今もその宗教団体に関わりがあるのか、ということを知りたかった。『方舟を燃やす』は、新型コロナウィルスが流行した時まで物語が進み、ワクチンを接種するか、否かという話題になり、そもそも、自分なりの判断をする上で、それなりの正確な情報がないと判断できないよな、と思った。正確な情報を掴むには、どうしたら良いのだろうか。

 

 たまたま妻より先に自宅に到着して、テレビの番組欄を見ていると、秋田大曲花火大会がBSでテレビ中継するのを知って妻にLINEした。妻が美容室から戻ってきて、豚串といなり寿司を食べながら、大曲花火大会を観た。やはり直接、観たいものだ。