どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

凡事徹底

 毎日のように3km、歩いたり、走ったりしている。現在のところ3kmを全て走り切ることができない。いや、1kmも走れていないのかもしれない。走っていると、脛あたりが重くなり、下半身全体が重くなって、足が止まる。そこから、歩く。このまま行くと、最下位に甘んじてしまうのではないか、とさえ思っている。友達が10km走るのだが、友達と練習なんて、間違いなくできなかった。誘われなくて良かった。

 その日も、ランニングからのウォーキングを終わり、自宅の玄関を開け、ポストを覗くと、ニセコラソンと書かれている茶封筒が入っていた。あれ、ニセコラソン?と思った。私は、ずっと洞爺湖ラソンに参加すると思っていたけれど、ニセコなのか、ニセコって、どこにあるんだと、茶封筒を開けた。私の記憶は、どこからニセコから洞爺湖に変わったのだろうか。友達が湖沿いを走るのは気持ちいいよ、と言っていたからなのかもしれない。ニセコラソンは湖沿いを走るのだろうか。

 

 第3回WBSCプレミア12の受付が9月2日から開始され、開始時間とともにサイトを開き、決勝と3位決定戦のチケットを購入しようと試みたところ、こちらのチケットは、スマートフォンのみの受付です、と表示され、慌てた。確かに、サイトにはスマートフォン受付のみと表示されて、当日になって、そういうことか、と気づいた。携帯電話にローソンチケットのアプリをダウンロードして、同じ手順を踏むと、今回の受付は抽選ということをそこで知り、何も、そんなに慌てることではなかったと気づいた。抽選結果は、9月11日。ここで当選したい。

 

 妻からヒシガタ文庫に連れてって欲しいと言われ、私も、店内を眺めていると、Numberの表紙に、夏の甲子園、常勝軍団の作り方、という文字が目にして、レジに持っていった。

 PL学園に、大阪桐蔭、横浜、明徳義塾智弁和歌山の名将の記事が掲載されており、特に目を引いたのが、大阪桐蔭の記事だった。西谷監督は、何にしても徹底する、凡事徹底、細事徹底とよく言っていたとのことで、凡事徹底、細事徹底って、どういう意味だろう、と調べると、当たり前のことを疎かにしないこと、小さいことを疎かにしないこととあった。もっと、大阪桐蔭のこと、西谷監督のことが知りたくなった。

 智弁和歌山の強い集団にはルールがない、というのも興味深い。私は、職場で、あらかじめ守って欲しいことを明文化している。つまりは、ルール設定をしている。ただ、この智弁和歌山のチームづくりから行くと、私がやってきたことは、どうかと疑問を持つきっかけを与えてくれる。では、強い集団を作るためには、どうしたら良いのだろうか。智弁和歌山は、そもそも入学の動機も目標も同じだから、つまりは入口が同じであれば、自然と強い集団になるということなのか。