どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

名前はまだない。

 こうしてネット上で日記を書くようになって20年が経ち、ネット上で書くだけでは飽き足らず、本を出版したいと思っている。20年という節目の年に、活動名というのか、ペンネームと呼べばいいのか、名前を変えようと考えているのだが、これといった名前を思い浮かばず、2年が経ち、今も、よく考えている。

 コンビニで、NARUTO一番くじのフィギュアをたまたま目にし、千手柱間、千手扉間、波風ミナト、と、歴代火影の名前を読みながら、NARUTOに登場するキャラクターは、かっこいいな名前が多いな、と思う。

 自宅に帰ってきて、2日連続で、歩く。秋の虫の音を聴きながら。それから、シャワーを浴び、メロンを食べた。健康診断、マラソンまでの間、おやつもやめようかな、と頭をよぎる。おやつが食べたかったら、果物を食べよう、ジュースも飲むのもやめよう。

 妻に、今、読んでいる角田光代『方舟を燃やす』がおもしろくなってきたことを話をし、布団の上でも、『方舟を燃やす』を読みながら、眠りについた。

 

 妻を職場に送り、私も出勤するかのようにコメダに行き、パソコンを開いて、坊っちゃん文学賞の文章を書いた。坊っちゃん文学賞は4000字以内ということで、In Designで文字数のカウントの方法を検索するのだが、いまいち、どのようにすれば良いかがわからなかったので、全選択し、このブログにペーストすると、2500字ほどになっていた。

 アイスコーヒーも飲み終わったタイミングで店を後にし、銀行でお金の振り込みをするためにイオンに行き、銀行から車に移動する間に、鍼の治療院に電話して、今日、予約できるかを確認すると、今日は難しいとのことだったので、次の休みの日の16時に予約をして、自宅に帰ってきた。

 自宅に帰ってきてインスタントラーメンを啜り、YouTubeで、ONE PIECEの考察動画を見ながら、気づけば眠っていた。

 ふと、坊ちゃん文学賞に応募する作品を書いてなんの意味があるのだろうか、という気持ちになり、そういえば、妻も坊ちゃん文学賞に応募する作品を書いているのだが、書いている途中に、同じようなことを言っていた。大賞だったり、佳作になったら、もちろん嬉しいことだとは思っているけれど、それだけが理由で書いていない。20年もネット上で、書いている理由もそこにあるような気もしないでもない。妻は、こうして何か書いているのはおもしろいと言っていたのだが、そこに何かしたらの答えがあるような気がする。

 『方舟を燃やす』を読みながら、仕事終わりの妻からの連絡を待つ。『方舟を燃やす』は、柳原飛馬と望月不三子の物語が並行して綴られていて、二人の物語が、どこかで交錯するとは重いのだが、そのような気配は今のところない。小学校の同級生が、宗教団体と関わりを持つようになったあたりから、俄然、おもしろくなってきて、柳原飛馬と望月不三子が生きている時代は、私も生きてきた時代であり、そういえば、そんな事件があったなあとか思い出しながら読んでいる。

 仕事が終わったと、妻からLINEが来て、今日の夕食は、私が作る当番ということで、そうめんの材料を買いにスーパーに寄ろうという話になったのだが、スーパーに着くと、弁当で良いか、と気持ちが変わり、マグロとサーモンの2色丼を私は選び、妻にも、お菓子とジュースを飲むことをやめた。ただ、1日に一本は、オロナミンCはOKにする。なんでも我慢するのは良くない、と話した。

 夕食を食べ終わり、テレビで日ハム対楽天の中継を観ながら、『方舟を燃やす』の続きを読んだ。2−1で日ハムが勝っていたのだが、8回に楽天の辰巳がレフトスタンドに同点ホームランを打った。辰巳という名字もかっこいいな、と思った。