どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

袋麺

 初めて買った袋麺が、まずかった。5袋入りで、2袋を一気に食べたので、残るところ、3袋。捨てるには忍びなく、かと言って、他に方法が思い浮かばず、とりあえず食べずに置いておいたところに、マツコの知らない世界。汁なし袋麺の世界を、たまたまテレビの番組表を表示したら目に入った。マツコの美味しそうに食べる姿をみながら、amazonで、検索しては、購入することができるかを確かめた。

 パソコンで、YouTubeを開くと、たまたま竹原テレビという番組が目に入った。元世界チャンピオン竹原慎二の番組。竹原なんて、余裕でしょという生意気な若者と、ボクシングのスパーリングをして、スパーリング後、生意気な若者は礼儀正しくなり、竹原は竹原で、おまえたち、見込みあるよ、とかなんとかいう展開になる。昔、やっていたガチンコファイトクラブみたいな感じだ。その展開が、あいもかわらずおもしろい。一定数、ファンがいるのも肯ける。

 検索窓に、竹原 癌と表示され、記事を読んでいくと、竹原が42歳で癌になったことを知って、驚いた。そういえば、社会人になりたての頃、高校の同級生が、癌になり、金玉を一つとったと言っていて、怖いよ、と取り乱していたのを思い出し、その頃、金玉一個あれば良いでしょ、くらいにしか思っていなかった自分を思い出した。肺に陰があるだけで、普段ではひっかからない言葉がひっかかり、思い出すことのなかった思い出が思い出す。

 

 マツコの知らない世界で、食べたくなった袋麺たち