どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

点ではなく線で、一面ではなく多面で

 今年度、私が担当している拠点には、私が勝手に作った3人1組のチームがある。NARUTOのスリーマンセルに似ているな、と最近、気づいて、気に入っている。女性1名、男性2名というチーム編成なのもNARUTOっぽい。チーム名をつけたいところだけど、良いチーム名が思い浮かばず、チームリーダーとして指名している女性の名前をチーム名にしている。何人のチームが機能するかに興味がある。

 そのチームリーダーに、相談を受け、最近、考えている「点ではなく線で、一面ではなく多面で」という話をした。

 点ではなく線で。私たちが接しているのは、点。つまりは現在。ただ、その人には、これまでの人生の歴史がある。その歴史を感じる。歴史を知るために、言いづらいことを聞いてはいけないのがポイントで、どうでも良い話からその人の歴史を知る。過去を知り、現在を知ることで、その延長線上にある未来を想像する。

 一面ではなく多面で。仕事の自分、家族といる自分、友達といる自分。私たちは多面である。ニュースで流れる事件。ニュースから知るその人物像は悪からもしれないが、もしかしたら、その人は、そうせざるを得なくて、悪になったかもしれない。ここでの大切なことはいかに先入観を意識して、先入観を取り払うことができるか。

 言葉にして発することで、まだまだ言葉が自分のものになっていないことに気づく。