北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

考え方が取り組み方になる

やり残した仕事を朝に片付けて、あとは、自宅で猫とゴロゴロと過ごし、『野村ノート』を読んで過ごした。そして、読み終わった。

 

野村ノート (小学館文庫)

野村ノート (小学館文庫)

  • 作者:野村 克也
  • 発売日: 2009/11/19
  • メディア: 文庫
 

 

高校野球も、強豪校の監督は、野球を通してた人間形成、人格形成が大切だということは耳にしていたんだけど、ピンとこなくて、綺麗事のように聞こえていた。 

 

人として生きる以上、人生と仕事は切っても切り離せないものとなる。人間は仕事でもって人生を生き抜いていき、仕事のなかで人間形成がなされる。裏を返せば人格が仕事の成否を左右するのである。人間形成、人格形成。そういうことは仕事をしていくうえでいちばんの基本になる。だから昔から、世のため人のために一生懸命に頑張れ、といわれてきた。それが結果的には全部自分に返ってくるのだからと。だが自己愛に生きている人間は、なかなかそこまで人格者にはなれない。野村克也『野村ノート』p98

 

『野村ノート』を読みながら、あながち、野球を通した人間形成、人格形成は間違いではないな、と思った。自己愛、自己中心的な仕事をする人は大成しない。プレイヤーであれば、まだ誤魔化せるかもしれないが、チームの中心となり、管理職になればなおのこと、自己愛、自己中心的な人に誰もついてこない。よって、仕事を通した人間形成、人格形成が大切。

 

ただ、私は、野村監督のように、部下の考え方を変えようだとか、育てようという意識がない。そういった意識を持つと失敗するし、実際、失敗してきた。

 

ただ、仕事における姿勢は、できるだけ伝えたいと思っている。技術、知識よりも、仕事をしていく上での土台となると思うから。技術や知識は、誰か彼かが教えてくれるけど、姿勢を伝える人は少ないような気もする。

 

考え方が取り組み方になる。

 

『野村ノート』に出てきた言葉。取り組み方は、仕事の仕方と読み替えても良い。意識の持ち方が仕事の仕方になると言い換えても良いかもしれない。

 

『野村ノート』に紹介されていた中曽根元首相の『結縁、尊縁、随縁』という言葉も良かった。人生というのは縁である。縁を結び、縁を尊び、縁に従うという意味。ネットで調べると、中曽根元首相の造語らしい。