どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

青色讃歌

表紙を見て、ふと足を止めた。

表紙は、日の出か夕暮れかはわからないけれど、
薄暗く青い町の写真。
どこにでもありそうな町の景色。

本のタイトルは、『青色讃歌』。

タイトルも写真も何か良いなと思って、
図書館で借りてきた。

裏表紙には、バーコードの上に、
”文芸賞受賞作品”とシールが貼ってあった。

なんの文芸賞なんだろうって思いながら、
裏表紙をめくると、
他の本にもあるような、
作者紹介の欄があって、
”丹下健太”と名前が書いてある下の方に、
”2007年、本作で第44回文藝賞を受賞”と書いてあった。

この作者紹介の欄を見た感じでは、
この本が、処女作になるのだろうか。


作者も、この本に登場する高橋って主人公も、
俺と年が近いこともあって、
何か親近感が沸く。


物語は、同棲する彼女が気に入っていた猫がいなくなり、
その猫探しと、
仕事探しの生活の日々を、
ゆっくりとした速度で進行する。

何気ない日常。
どこにでもありそうな光景。

平坦と進む物語なのに、
読んでいて飽きない。





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今日、紹介した本はこちらです。


青色讃歌
丹下 健太
河出書房新社

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時:2009年2月1日〜2月28日
会場:ARTs*LABo P-web05特設サイト
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