どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

可愛いピアス

また、本の紹介。
ここのところ、よく本を読む。
体が活字を求めている時期なんだろう。

今日、紹介するのは、
伊集院静の本。
伊集院静の本は、
これで3冊目の紹介だね。

今回、読んだのは『可愛いピアス』。

伊集院静のエッセイは良い。

この本では、いたるところに、
「二日酔いをしたぁ」という話だったり、
「ギャンブルをして金がない」話だったりが多い。
本当に多い。

自分のダメさ加減をさらけ出すのも、
なかなか勇気がいるよなと思いながら読んだ。

ダメさ加減をさらけ出すのは、
人からどう思われるだろう?って、
意識がより働くような気がする。
あいつは、ダメだと人から思われたくない。
だから勇気がいる。

読者としては、
そのダメさ加減に、
ほっとしたり、
勇気がもらえたりする。


あと、この本を書いていた時期は、
仙台に住んでいたらしくて、
ところどころに仙台って名称が出てくる。
(今も住んでいるかどうかはわからない)。
仙台に住んでいた者としては、
ちょっと嬉しかったりする。


最後に、この本に出てきた良いなぁと思った言葉をどうぞ。

”少し風変わりな恰好をする若者を見ていると、そこに潔さを感じる。
ロックでもパンクでも、主張があることは良い。
困るのは安全圏を追随する輩である。
この世に安全なものは何一つない。
何かしら人の生は揺さぶられ、
戸惑い、怯え、悩むものだ。
そこから何かを切りひらくしかない。”



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今日、紹介した本はこちらです。


可愛いピアス
伊集院 静
文藝春秋

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