ここのところ、よく本を読む。
体が活字を求めている時期なんだろう。
今日、紹介するのは、
伊集院静の本。
伊集院静の本は、
これで3冊目の紹介だね。
今回、読んだのは『可愛いピアス』。
伊集院静のエッセイは良い。
この本では、いたるところに、
「二日酔いをしたぁ」という話だったり、
「ギャンブルをして金がない」話だったりが多い。
本当に多い。
自分のダメさ加減をさらけ出すのも、
なかなか勇気がいるよなと思いながら読んだ。
ダメさ加減をさらけ出すのは、
人からどう思われるだろう?って、
意識がより働くような気がする。
あいつは、ダメだと人から思われたくない。
だから勇気がいる。
読者としては、
そのダメさ加減に、
ほっとしたり、
勇気がもらえたりする。
あと、この本を書いていた時期は、
仙台に住んでいたらしくて、
ところどころに仙台って名称が出てくる。
(今も住んでいるかどうかはわからない)。
仙台に住んでいた者としては、
ちょっと嬉しかったりする。
最後に、この本に出てきた良いなぁと思った言葉をどうぞ。
”少し風変わりな恰好をする若者を見ていると、そこに潔さを感じる。
ロックでもパンクでも、主張があることは良い。
困るのは安全圏を追随する輩である。
この世に安全なものは何一つない。
何かしら人の生は揺さぶられ、
戸惑い、怯え、悩むものだ。
そこから何かを切りひらくしかない。”
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今日、紹介した本はこちらです。
可愛いピアス伊集院 静文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
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時:2009年2月1日〜2月28日
会場:ARTs*LABo P-web05特設サイト
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