友達は、一人の女性に恋をした。
一目惚れだった。
そして、告白をした。
だけど、ふられた。
三度、告白して、
三度、ふられた。
時には、自暴自棄になり、
時には、周りから、「もうあきらめろ」と言われた。
だけど、友達は、その一人の女性が好きだった。
好きでたまらなかった。
だから、四度目の告白をした。
そして、とうとう成功し、つきあえることになった。
三月四日。
その友達は結婚した。
あふれんばかりの満面の笑み。
初めから終わりまで満面の笑み。
最高のひと時。
俺にとっても最高のひと時を過ごさせてもらった。
ありがとう。
おまえは最高にかっいい男だよ。
