どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

責任をとることについて考える


「確保ーーー!」

踊る大捜査線の最終回。
柳葉敏郎演じる室井慎次が、犯人を捕まえる時に言った言葉。
しびれた。

室井さんは、よくここ一番で、「俺が責任をとります」と言う。


そこで、責任の取り方について考えた。
考えたと言っても、以前も考え、未だ答えは出ていない。

俺も以前、一度だけ言ったことがある。
「俺が責任をとります」。
その時に、「あなたが仕事を辞めるくらいでは、責任を取れない」と言われた。
「じゃあ、責任をどう取ればいいんだ?」ってことになった。
今もわからない。
ペーペーの責任の取り方。


テレビでよく観る光景。
お偉いさんが頭を下げ、辞任。

まあ、その役職を辞めるのは、一つの責任の取り方だろう。
今までの高給は貰えなくなるなるわけだから。

が、しかし。
責任の取り方は、それだけではないと思う。

これまたよくテレビで観る光景なんだけど、バッシングやクレームを浴びまくっている場面。
仕事を辞めるのは、クレームからもある意味逃げることができる。
結果、責任も取っていないことになるんじゃないかと思う。
そういう時は、クレームを全て処理するのが、責任を取ることじゃないのかと思う。


室井さん、俺には責任の取り方が、まだわかりません。