どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

目に入れても痛くない

最近、結婚するって友達が3人、連絡がきた。

俺の友達で、一番最初に結婚したのは21歳だった。
インドから帰ってきて、家族に電話した。
すると、母が「友人1くんが、電話くれって言ってたよ」って言うんで、
空港から友人1に電話した。

友人1「探したぞ〜」
俺「2週間、インドに行ってた」
友人1「また、わけのわからんことをしてるな」
友人1「結婚式に来れるか?」
俺「ああ、行くよ」

その友人1とは、家が近くて、中学校時代によく遊んだ。
北海道に飛行機で帰るのも金がかかるし、友人代表挨拶をするから、祝儀はやわないと言って参加した。
今、考えれば、かなり失礼なことをした。

しばらくして子どもが産まれた。
結婚式の時、祝儀をやらなかったから、赤ちゃんの靴下を買って、会いに行った。
赤ちゃんの靴下は、あんなに小さいのに、値段が高いことにびっくりした。

友人はこう言った。
「子どもは、目に入れても痛くないって意味がわかったよ」って。

その友人はトラックの運転手をしているんだけど、荷物を運ぶたびに、
「ミルク、ミルク」って言って気合いを入れてるって言っていた。

父親になった友人と接していると、なんか大人に感じた。

その友人が、俺の数々の話をめ「武勇伝」とよんだ。
その響きがかっこいいと思って、今回の俺の自伝のコンテンツの一つのタイトルに採用した。