どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

こんな書き方もあるんだ、と思った1冊。

ハン・ガン『すべての、白いものたちの』を読み終わった。

 

すべての、白いものたちの

すべての、白いものたちの

 

 

韓国の作家、ハン・ガン。性別が気になって、インターネットで調べると、女性だった。

 

タイトルの通り、白いものについて書かれたエッセイというのか、詩のような散文というのか、このジャンルを、なんと言っていいのか私にはわからない。インターネットで調べたがわからない。ジャンル分けするのもあまり意味がないと思うから、調べるのは諦めた。一冊、色をテーマにして書かれた本というのを今まで知らなくて、こんな書き方もあるんだと思いながら読んだ。本の紙も、いろいろな白い紙で作られている。本を作った人も、よく考える。

 

ハン・ガン『すべての、白いものたちの』を読み終わり、遠田潤子『あの日のあなた』を読んでいるが、読んでいるのがやめられない。