どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

うがい

朝、昨日の仕事の問題を思い出して、いやあな気持ちのまま目覚めた。こう言う時は、いやあな仕事から行うのが良いという鉄則のもと、報告相談を行う。新人職員に言ったように、大量失点にならないように。偏頭痛がして、昼食のあと薬を飲んだ。昔は、心は悲鳴を上げているのに、どうして体は丈夫なのだろうか、と思っていたけど、今は、心の状態がすぐに体に現れる。こうして、問題は解決し、ほっとして、自宅に帰ってきた。

 

自宅に帰ってきて、周りで体調を崩している人が多いことを思い出し、イソジンでうがいをすることにした。ここで体調を崩すわけにはいかない。 

 

テレビをつけて日本シリーズ第3戦を観ている。4回表0-0。広島の5番を打つ松山竜平は、打ちそうな、何かやってくれそうな雰囲気を出す。シーズンの結果はどうだったのだろうかと検索してみると、打率.302、本塁打12、打点74。まずまず。WBCに召集してもおもしろそう。と、書いているところで、ソフトバンクの中村がタイムリーで先制した。デッドボールの影響で前の試合はベンチから外れていた内川が出場していて、びっくりした。と、書いていたら、今度は、今宮がタイムリーで、ソフトバンクが2点のリードした。いつもは21時には布団で読書をするのだけど、日本シリーズがおもしろくなってきた。『読書の日記』を読みながら、この試合の行方を見ようと思ったのが、6回裏。デスパイネがホームランを打ったところで、寝室に行くことにした。

 

『読書の日記』と並行して読むことにしたのは、荻原浩『二千七百の夏と冬』。縄文時代を舞台とした小説。縄文時代を舞台にした小説は初めてだなあ、と読み進めているけど、いまいち、本の世界に入り込めない。登場人物の名前が馴染み深くないからなのか。上下巻あるので、このまましばらく読もうと思う。

 

読書の集中力が切れたおかげというか、小説の続きを書こうと思い立ち、今日も小説を書いた。第2章の推敲。集中して書いた。第2章もまもなく終わりにさしかかっている。

 

 

ブーメラン

久しぶりに車を洗車した。洗車した次の日に雨が降った。今日、水滴がついている車を眺めがら撥水で洗車して良かったと思った。我ながら前向き。

 

仕事で、問題が発生し、久しぶりに重く、その対策を考えていると、頭が痒くなってきて、そういえば、社会人なりたての人に、仕事を野球で例えると、失策や失点は仕方がない。大量失点しなければ良い。大量失点に繋がるのは、ミスを隠したり、ごまかそうとする時、と自分が言った言葉を思い出した。

 

読みかけの『読書の日記』は600頁を超えた。日記をここまでおもしろいと思ったことはない。というか、日記を読んだことがないかもしれない。日記のようで、小説のよう。

 

『読書の日記』を閉じ、久しぶりに書きかけの小説の続きを書く。書いているところで23時『読書の日記』の続きを読みながら寝るとしよう。

 

おやすみなさい。

 

 

 

他人の目が気になった時期のことを思い出した。

朝、起きて日本シリーズ第1戦の結果を確認したら、32年ぶりに初戦引き分けだと知った。そもそも日本シリーズで引き分けの試合を観た記憶がない。

 

仕事の最中、外に行くと、夫婦で犬の散歩をしているおじさん、おばさん2人に会った。このおじさん、おばさんは知り合いで、時々、このブログにも書く陶芸の工房といえばいいのか、いつも表現に困るが、そこのおじさん、おばさん。秋からは休業する。よって、1年の半分、会わないこともある。私は、「こんにちは」と挨拶をし、「お元気ですか?」と続けた。見た感じ、元気そうだけど、ここのところ会っていなかったから。職場、ここなんだね。2階は何?2階は事務所です。日曜日は誰もいませんけど、平日は、私もいるので、コーヒーでも飲みに来てくださいと言った。

 

仕事が終わって、自宅に帰ってきてからは、日本シリーズ第2戦をテレビでつけたまま、雨宮まみ『女子をこじらせて』を読んで、読み終わった。あとがきを読んでいる時に、そういえば、私も他人の目が気になる時期があったっけと思い出した。社会人1年目の時。悪口を聞いていて、私も陰で悪口を言われているのかもしれないな、と思った。こんなに他人の目が気になるんだあ、とその時、気づいた。今は、ほぼ気にならない。特に何をしたというわけでもないが、いつしか気にならなくなった。

 

日本シリーズは、5回広島の鈴木がタイムリーを放ち、5-0とリードした。腰が痛くなってきたので、シャワーを浴び、今は、いつものように布団の上で、ブログを更新して、『読書の日記』を読んで、寝ようと思っている。21時。

性欲とコンプレックス

やっぱり2日続けて休まないと休んだ気がしないなあ、と重たい体をひきずり、仕事に行った。北海道は、激しい雨が降り、けたたましい音とともに携帯電話に届いた緊急速報メールの数は2時間で17件。最初は、びっくりして、そんなにやばいのか、と思ったけど、途中から見るのをやめた。昼食は、びっくりドンキーびっくりドンキーの店内でも、あらゆる携帯電話に緊急速報メールが届く。緊急速報メールの最初の音と、びっくりドンキーで店員を呼ぶチャイムの音が同じような感じがするなあと思ったら、隣の女性も、そう言っていた。私もそう思っていたんですよ、と話しかけたかったが、やめた。それにしてもびっくりドンキーの味噌汁はおいしい。最近、味噌汁がおいしく感じて、どこでも味噌汁を注文する。その中でもびっくりドンキーの味噌汁はおいしい。できれば豚汁が復活してくれると嬉しい。

 

雨宮まみの『女子をこじらせて』を読んでいる。こんなに性欲の話やコンプレックスの話を包み隠さず書くなんてすごい。もしかしたら、親や学校の同級生も読むと思うと、私だったら、一番、書きたくない内容。本の中に、武田真治の言葉に救われたというエピソードがあって、その言葉が良かった。「今の時代、個性的なオシャレで自分のよさをいくらでも演出できる。だから、自分はブスだからとかそんな言い訳は通用しない。」こうして書いていると、顔も大事でしょとは思うけど、服装が大事だというのも十二分にわかっている。そういえば、職場の同僚に、私が、顔じゃないというやつの言葉を信じないと言ったことがあるというのを聞いて、そんなこと言ったっけなあ、と思った。確かに顔もスタイルも好みがあるけど、今、一番、大事だと思うのはフィーリング。感覚。 

女子をこじらせて

女子をこじらせて

 

 

日本シリーズを見ながら、このブログを書いているけど、そろそろ眠くなってきた。まだ21時。8回表で2-2。良い試合。ヘルメットにつけている頬当てみたいなのかっこわるい。デッドボールが来た時のためなのだろうか。

 

明日も朝が早い。そろそろ布団にいこうかな。

 

「カメラを止めるな!」をやっと観た。

行きたいと思っていたクロックでチーズオムレツカレーを注文して、スポーツ新聞を読んだ。スポーツ新聞には昨日、行われたドラフト会議に関する記事が書かれていた。クロックについたのが14時近くだったのにも関わらず、私以外にもお客さんが何組かいて、チーズオムレツカレーを注文しているのが聞こえた。

 

それから喫茶店を挟み、札幌駅にある札幌シネマフロンティアで映画を観た。観たいと思っていた「カメラを止めるな!」をやっと観た。映画を一人で観に来たのはいつ以来だろう。あっ。「光」という映画を観に来て以来だ。エンドロールが流れても、その余韻に浸っていたいと思う映画は、おもしろかった映画のような気がする。この「カメラを止めるな!」もエンドロールが終わるまで観ていた。私以外の人たちも。ジャンルは、コメディになるのだろうか。コメディで、声を出して笑ったのは初めてかもしれない。できればもう一度、観たい。DVDになるかどうかも怪しかったので、私は劇場で観た。観て良かった。もう一度、観てみたい。2回目は笑うだろうか。最初の37分は我慢しろ。

 

youtu.be

 

映画を観終わったあとは、ステラプレイスで、買いたいと思っていた花瓶を見に行った。気に入ったものがなくて、買わずに帰ってきた。花瓶が割れてから、枝ものは、ずっとバケツの中。もうネットで買おうか。割れない、風情がある焼き物にしようと思っている。

悪役がいないそのなかでそれでも悲劇が起きることが悲しかった。

月が綺麗だ。月を見上げながら、子どもの頃、天体望遠鏡で月を見ていたことを思い出して、また、天体望遠鏡で天体観測をしたいと思った。思ったけど、見るのは、せいぜい一度か二度なので、科学館とかで見ようと思った。思ったけど、寒くなってきたから行かないかもしれないし、どちらかというとその可能性の方が高い。

 

行こうと思って、行っていないところに明日、行こうと思っている。明日は、美容室に行き、昼食は、クロック。クロックのあとは、映画館に行って、「カメラを止めるな」を見よう。合間で、ブックオフに行き、佐藤泰志保坂和志の本を探そう。小説の続きも書こう。

 

読んでいる『読書の日記』は半分を過ぎた。昨日、読んだ箇所に、こんな記述があった。”悪役がいないそのなかでそれでも悲劇が起きることが悲しかった。”確かに、私の周りの人たちも悪役はいないな、と思った。いるのは私と合わない人がたまあにいるだけ。合わないと思っているその人も、正しいと思うことをやっていて、そのやり方や表現の仕方が、気に食わないだけ。で、悲劇が起こる。悲劇というほどでもない。

 

『読書の日記』と並行して読んでいるのは、雨宮まみの『女子をこじらせて』。雨宮まみが『読書の日記』で紹介されていて、そういえば、私の本棚にあったな、と手にとっった。雨宮まみは、自分の容姿に自信がないというようなことを書いていて、どんな容姿の人なんだろう、とインターネットで調べた。全然、コンプレックスを感じるような容姿じゃないのにな、と思った。40歳で亡くなっているということも初めて知った。1976年生まれというと、学年でいえば、私の一個上。

 

楽しみにしていたドラフト会議が終わった。sportsnaviで指名された選手達を眺めながら、やっぱりプロが選ぶ視点は、野球ファンが見ているよりも、深いな、と思った。根尾と小園が4球団、藤原が3球団の指名を受けた。根尾は中日に、藤原がロッテに、吉田が日ハムに指名された。吉田の交渉権を日ハムが獲得して嬉しかった。また、日ハムの試合を観る楽しみが増えた。柿木が5位というのもびっくりした。柿木も日ハム。将来、柿木と吉田の投げ合いを観るのが楽しみだと思っていたら、同じ球団で、びっくりした。お互い、切磋琢磨して、日ハムのエースに成長してくれたら嬉しい。

 

雨宮まみの『女子をこじらせて』の続きを読みながら、眠くなったら寝よう。

周りに合わせるのが、疲れた人に読んでもらいたい1冊

朝。猫の鳴き声で起きることがある。ご飯をちょうだいと鳴く。起きて猫にご飯をあげる時もあるし、めんどくさくて、無視することもある。ある日、私は起きて寝室を出ると、猫が寝室の前でしゃがんでいた。猫の体が冷たくなっていて、ごめんね、と思った。

 

朝、読みかけの『非属の才能』を読み終わった。さわや書店フェザン店では、ブックカバーに、こう書いて売っている。

あなたではない人にこそ、この本を薦めたい。それで、こんな売り方を考えました。表に出せない心の叫びを癒すこの本を本当に必要としている人は、世の中に大勢いるはずです。でも、そういう人はこの本を自分では決して買わないでしょう。あなたの大切な人が、切実にこの本を必要としています。そう信じて、あなたの家にこの本を置いておいて欲しい。今すぐではないかもしれませんが、きっと役に立つ日がきます。書店員X。

 

第5章の非属の扉をこじ開ける方法からおもしろくなった。

 

第一歩は「サボる」こと。ガッツンときた。読みながら、8:2の法則だったか、2:8の法則だったかを思い出した。思い出したというか、最近、考えていた。どんなに優秀な人を集めても、2割は怠けるって話。たぶん。ただ、その2割は、普段、怠けているんだけど、ある時、今までの方法よりも、良い方法を見つけるらしい。

 

選択肢を広げるための読書のところも良かった。

 

読書を開始するのに二つのことに注意してほしい。一つは、ドフトエスキーや芥川龍之介太宰治川端康成三島由紀夫といった、いわゆる文豪の作品は敷居が高いから・・・などといって安易に避けないことだ。山田玲司『非属の才能』

 

まさしく、私。著者がいうように、私も時代を超えて、読み継がれるものは、何かがあるのだと思う。だから、私も、気になった時には手にとって開いた。開いて、読んでも頭に入ってこないから、本を閉じた。太宰治の『人間失格』はあまりにも悲しい話だ、と、途中で読むのを辞めた。だけど、私は、再び、挑戦しようと思っている。日本のものも、海外のものも。阿久津隆『読書の日記』を読んでいて、海外文学を読んでいない私は、もったいないことをしているかもと思った。

 

そしてもう一つは、その作品が書かれた時代背景や作者についての解説を読むことである。・・・時代背景まで理解して作品と向かい合うことで、その時代と現代の二つの視点から重層的にものごとを考えることができるようになるのである。山田玲司『非属の才能』

 

そういえば、NHKの深夜にやっていたあの番組おもしろかったなあ。なんという番組だっただろう、と思って、ブログを書く手を止めて、インターネットで検索したら、わかった。「知恵泉」。私が観た時は、たまたま太宰治を取り上げていたんだけど、太宰治を読みたくなった。

 

とにかく、思いついた表現方法すべてを試すことだ。ここで重要なのは、人には見せないことだ。・・・見せるだけならまだいい。もし見た人の意見を聞き入れ、作品そのものに手を加えようとするなら、それは限りなく駄作に近くなってしまう。山田玲司『非属の才能』

 

ここの箇所が良いなあと思った。一方、第7章では、その表現について、こんな記述があった。

 

人に認められないとか、友人に恵まれないと嘆いているあなた。あなたの話は相手を喜ばせるものですか?それとも自分だけを喜ばせるものですか?山田玲司『非属の才能』

 

この本が良いと思ったのは、和をもって属さない。群れずにつながるということ。こう書いていると、つまりは、自立せよということか。周りに合わせなくて良い。そこに才能が眠っている、という一方、その状態でも人とうまくつきあうことはできるよ、とバランスが良い。

 

大人になって良かったと思うのは、小学生や、中学生、高校生の世界は狭いと気づいたこと。世の中にはいろんな人がいるということ。会おう、会おうと思って、会ったわけではないけれど、おもしろい人に何人かあった。そして、私がおもしろいと思う人は、この非属の才能がある人たちのような気がしている。

 

 

非属の才能 (光文社新書)

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