どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

論理だけでは人は動かない

ネットを見ながら、ボールに、牛乳150cc、卵、砂糖大さじ1を入れて、かき混ぜ、マグカップへ移す。ミルクセーキの出来上がり。コロナウィルスの影響で、学校が休校となり牛乳の消費が落ちていると聞いたので、乳製品を多めに摂ることにした。飲む。うまい。この味は喫茶店で飲むミルクセーキにも劣らない。

 

山口周『武器になる哲学』を読み終わる。印象深い言葉をメモ。

 

「全ての悩みは人間関係の悩みである」アルフレッド・アドラー

 

仕事が辞めたくなるのは、仕事の内容というよりも人間関係がほとんどなのではないが、と思っているが、どうなのだろうか。

 

「説得よりは納得、納得よりは共感」という箇所を読みながら、そういえば、以前にも、同じような言葉を訊いたなと思って、ブログを遡って調べると、「理解→納得→行動」とあり、理解と納得に時間をかけるべし、とのことだった。理解と納得か。確かに、最近の私には足りていなかったのかもしれない。説明→行動のみで、終わってみて、ん〜、何か私が言っていることが伝わらないなあとか、思ったりしているが、理解と納得にもっと時間をかけなければならないと再確認。

 

アリストテレスは、本当の意味で人を説得して行動を変えさせるためには、ロゴス・エトス・パトスが必要と言ったという。耳にしたことはある。が、意味はわからない。

 

ロゴスとは、ロジックのこと。論理的ということ。根拠を持つこともここに該当するのだろう。ただ、論理だけでは人は動かない。尊敬する先輩からも聞いた。正しいだけでは人は動かない。だから、アリストテレスは、エトスやパトスも必要だよね、と言っている。エトスとは倫理のこと。人は、社会的に価値があると思えるものに自らの才能と時間を投入したいと考える。パトスとは、情熱のこと。まとめると、論理的で、倫理的で、情熱的だと、人を動かすことができるということか。話がうまい人のことを想像すると、確かに、ロゴス・エトス・パトスを満たしているな、と思う。言葉の力は、リーダーには必要な条件かもしれないな、とも思っている。ただ、一方、口だけでのせられないようにとも思っていて、その人の「行い」を見るようにしないといけないな、と思っている。