北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

安倍公房の背表紙を並べるとかっこ良い

AbemaTVで、高校日本代表対台湾代表の試合を観ながら、安倍公房『砂の女』を読んだ。居間で寝そべりながら。

 

安倍公房を読もうと思ったのは、読書好きが呟いているTwitterを見たのがきっかけで、安倍公房の作品を何作品か集めている背表紙を見ると、かっこよく見えた。

 

砂の女』は、昆虫の研究のために訪れた街が、砂に悩まされている街で、ご好意で、宿泊させてもらった自宅が砂に埋まっていくといった話なんだけど、こういった砂に悩まされている街は、もしかしたら、世界にあるのかもしれないな、と思った。

 

外国のとある街では当たり前のことでも、日本に、そのような街があると、不思議な話になるんだもんなあとか考えながら、この作品が書かれたのは、何年なんだろうかと気になって、本の後ろを見てみると、昭和56年だった。

 

もしかしたら、安倍公房は、外国のとある街を訪れ、砂の女の発想を得たのかもしれない。わからないけど。 

 

高校日本代表対台湾の試合は、5回裏、エラー絡みで、2点をリードされたところで、球場に猛烈な雨が降り、中断。ずっと、中断の模様を流していたけれど、もう、いいや、と思って、中継を停めて、ノートパソコンを開いて、ブログを書いたり、安倍公房『砂の女』を読む。

 

22時になり、高校日本代表の結果が気になって、ネットで調べたら、雨天コールドになっていた。

 

それにしても不思議な物語だ。安倍公房『砂の女』を読みながら、蟻地獄という昆虫を思い出した。子供の頃、蟻地獄を見つけると、蟻地獄に蟻を入れてみて、あれ?蟻が外に出ちゃった、全然、蟻地獄じゃない、と思ったり、蟻地獄を破壊したりして遊んだ。

 

安倍公房『砂の女』は、そんな感じか?そんな感じのところに家があるのか?なぜ、ここの村を皆、捨てないのだろう。あり得んなあ、とか思いながら、ずんずん続きを読む。23時を回る。日中、昼寝をしたから、一向に眠くならない。

 

私の隣では、誕生日プレゼントとして買ったクッションベッドに猫が気持ち良さそうに寝ている。