北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

この世にたやすい仕事はない

北海道の新型コロナウィルス一日の感染者は200人を超えた。2連休だというのに、全く、外に出たい気持ちがわかない。北海道の警戒ステージ3は、不要不急の外出はお控えください。出かけたのは、病院のみ。禁煙外来。10月25日以来、禁煙している。禁煙チャレンジ成功である。あとは、ダイエットと部屋掃除が、今年のうちにやりたいこと。ダイエットが難関。ほぼ成果が出ず、やる気もゼロ。ここは、運動だということは、うすうす感じているが、北海道は冬が到来し、外に出たくない。ということで、ほぼ自宅で本を読んだり、携帯でゲームをして過ごした。

 

井野朋也『新宿駅最後の小さなお店ベルク』を読み終わり、何か仕事関係というか、ビジネス書的なものが読みたくなって、手にしたのが、津村記久子『この世にたやすい仕事はない』。

 

仕事って、実際に働いてみないと、わからない部分が多い。実際に働いていない人は、その職種をイメージでしか理解できない。『この世にたやすい仕事はない』の第1話は、みはりの仕事。

 

へえ、みはりの仕事があるのかあ、と思いながら読んだ。ブツがどこにあるのか証拠を掴むために、留守中にカメラを設置し、四六時中監視するという内容。読みなら、こんなことやっていいの?と怖くなる。よくよく読んでいくと、これは小説で、フィクションだった。自分の勝手なイメージで、いろんな仕事が紹介され、どの仕事も大変なんだなあ、と思う本だと思っていた。違った。

 

仕事で鬱になってしまった女性が、いろんな職業を経験していく物語なんだけど、どこがおすすめポイントかというと、一言で言えば、ゆるい。物語自体もおもしろいのだが、細部の、どうでも良いようなところがよくできていて、そのどうでも良いところが良い。うまく表現できない。このタイトルだから手にとったというのもあるんだけど、この物語には、このタイトルは合っていないような気もする。