腰が痛い。
と、呟くことが最近、多い。
腹筋は、どうも腰痛によくないらしく、ネットで、腰痛でも大丈夫な腹筋を調べて、腹筋をしている。上体を起こすのではなく、顔がへそを見るような感じの腹筋。
ツイッターで、今村夏子が芥川賞を受賞したと知った。芥川賞に注目しているわけではないけど、なんか、嬉しかった。今村夏子は好きな作家の一人だから。
今村夏子の本は、全て読んでいるし、ここで今村夏子の記事を書けば、アクセスアップにつながるのではないか、と、いやらしい気持ちもあり、本日は、私の好きな今村夏子について、書きたいと思う。
むらさきのスカートの女という作品で、芥川賞を受賞した。
むらさきのスカートの女を追う物語なんだけど、途中から、むらさきのスカートの女よりも、むらさきのスカートの女を追う語り手が気になりだして、この語り手は何者なのだろうか?という感じになる。
物語の語り手に違和感を感じる作品って、私は今村夏子のこの本が初めてで、今村夏子の本は、今村夏子でしか味わえない味がある。
今村夏子の本に限らず、本の感想を書くのは難しいなあと思いながら、いつも書いているんだけど、今村夏子の本の魅力を言葉にするのは、他の本よりも、さらに難しい。
これまで読んだ本の中でも、特に印象深く、一冊選べと言われれば、星の子を選ぶ。
新興宗教にはまってしまった両親のもとで育つ少女の物語。こちらあみ子で、ぐぐっと惹きつけられ、星の子で、どっぷり浸かった、そんな作品。
おもしろいですよ、今村夏子。