どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

2018年に読んだ本、著者別ランキング

今年もあっという間に終わろうとしている。

 

12月になったので、いろいろまとめの記事も書こうかと思って、まずは、2018年に読んだ本、著者別ランキング。

 

3位 保坂和志 4冊

ハレルヤ

ハレルヤ

 

保坂和志の本は、私には少し難解で、難解な本は敬遠していまうんだけど、保坂和志の本だけは、読みたくなって、読むこと4冊。哲学のような小説、哲学のようなエッセイ 。今年、読み始めた作家なので、まだまだ読んでいない本はある、これからも読んでいくであろう作家が第3位。

 

3位 佐藤泰志 4冊

海炭市叙景 (小学館文庫)

海炭市叙景 (小学館文庫)

 

佐藤泰志も同じく第3位で、保坂和志と同じく、今年から読み始めた作家。読んだ4冊の中で、この海炭市叙景が一番好き。海炭市、あるいはその所縁の地に住む人々の日常を綴った小説。こんなにたくさんの登場人物でバトンをつなぐように書かれた小説は読んだことがない。これからも読みたい作家の一人。

 

1位 桜井鈴茂 6冊

できそこないの世界でおれたちは

できそこないの世界でおれたちは

 

 新刊の『できそこないの世界でおれたちは』を読んで、再び、桜井鈴茂熱が再燃した。アレルヤを再読したり、本棚にあったけれど、読んでいなかった作品を一気に読んでいった。好きなのは、アレルヤ、できそこないの世界でおれたちは、どうしてこんなところにの3作。早く新刊が出ないかな、と思っている作家。