ONE PIECE100巻を読む。100巻で、このおもしろさというのが、すごい。今が一番、おもしろいのではないかというほど、おもしろい。100巻は、尾田栄一郎さんの家族に対する感謝の言葉が掲載されていて、これだけ有名な作品の作者ともなれば、その家族の生活にも、影響があるのは当然で、これまで想像すらしていなかったことに改めて気づいた。世界中で注目されている作品を描くプレッシャーとは、いかほどのものだろうか。ここのところ考察サイトの動画をよく見るのだが、関係者?というほど、よく考えられている動画で、ついつい見てしまうのだが、尾田栄一郎さんも、アイディアに詰まったら、考察サイトを参考にするのも手じゃない?と思うんだけど、それらの考察サイトのYouTuber達をも唸らせる物語を考え続けるというのが、すごい。
ONE PIECEと同時に買った柿内正午『プルーストを読む生活』を読み始める。先日、保坂和志さんのTwitterをたまたま読んで、柿内正午『プルーストを読む生活』を読みたくなった。
柿内正午『プルーストを読む生活』
— hosakakazushi.official (@HosakakazushiO) 2021年8月21日
この本を書いた柿内さんとの対談が、次号の文學界に載ります。
1年以上かかって『失われたときを求めて』を読む日々が、日記形式で綴られてゆくが、プルーストと並行して、あれもこれも読んでいて、体調不良のボヤキや生き方の迷いもいっぱい書いてある。 pic.twitter.com/Zq92cixQZu
プルーストを読んでいるか、読んでいないかで、人生が変わるだったか、なんだったか、とにかく、それくらいの紹介のされ方を、雑誌だったか、本だったかで読んでから、プルーストという名前が、心のどこかにひっかかっていた。少なからず、プルーストという名で、この本が気になったのは確かだけど、どちらかというと、保坂和志さんが、Twitterで紹介していた、プルーストと並行して、あれもこれも読んでいて、体調不良のボヤキや生き方の迷いもいっぱい書いてあるという、その部分に惹かれて買った。そこが日記の醍醐味のような気もするし、私は、どちらかというと、プルーストの部分より、そちらのほうが読みたい。
で、今、16ページしか読んでいないのだけど、この本、おもしろいかもしれないという予感がある。
そういえば、帯に書かれているプルーストを読んでどうなるというのですか?プルーストを読んでいると楽しいです。それだけ!という言葉もなんか良いな、と思った。
眠くなるまで読んで、今日は寝よう。