ズームイン、服!を読んで、坂口恭平さんの別の本を読みたくなって買った。
日本から独立して国家を作るという話ではなく、国に頼らず、勝手に生きていこうという話。かな。
自分の感じたこと、考えたことを、大事にしよう、と思わせてくれる本だった。
いいなと思った一節。
”生理的におかしいことを受け入れてはいけない。それは疑問として、ちゃんと自分の手前でとどめておかなくては駄目だ。体内に入れて咀嚼してしまったら、自分が駄目になってしまう”
”やりたいことは無視して、自分がやらないと誰がやる、ということをやらないといけない”
”自己実現するのではなく、社会実現に向かっていく”
”「生きるとは死ねないこと」。死ねない環境をつくる。これが「生きる」ということだ”
”「思考」の後に出てきた「責任」のある「断定」という「答え」。これを熱源にして体という機械を動かす”
”納得がいかないことに思考停止させるな。思考せよ。”