THEATER KINOで観た映画がこれ。
ニッポンの嘘。
反骨の報道写真家・福島菊次郎、90歳。
ドキュメンタリー映画って言えば良いのかな。
写真とインタビューで映画は進む。
敗戦直後のヒロシマ、三里塚闘争、安保、東大安田講堂、水俣、ウーマンリブ、祝島、そして、東日本大震災後のフクシマ。
撮り続けた写真は25万枚以上。
「問題自体が法を犯したものであれば、
報道カメラマンは法を犯してもかまわない。」
「現場で見聞きしなければ、議論自体が無意味。」
仕事だからといっても、ここまでやり遂げられたものは何だったんだろう?
暴漢に襲われ、家は放火されているのに・・・。
日本に絶望し、無人島に渡り自給自足。
「この国を攻撃しながら、この国の保護を受けることはできない」と年金を拒否。
子ども達からの援助も受けない。
筋が通っていた。
ここまで自分を貫き通し続けたことに驚愕する。
今もなお続いている原発のことだったり、
沖縄で起こっている問題だったり、
同じ日本で、同じ時代に起こっているいろんな問題を、
自分には火の粉がとんでこないからと、関係がないと済まして良いのか?
映画が問いかけてくる。
強烈な映画だった。
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