新潟の最も長い夏
今日から春です。今日から夏です。今日から秋ですってもんはないけれど、
夏の終わりは甲子園の決勝の日だと、いつの頃からか、
俺の中では、そういうことになっている。
2009年夏。
決勝に名を連ねたのは、新潟県勢初となる日本文理。
準決勝あたりから、携帯電話が鳴り響く。
新潟の友達から届く歓喜のメール。
あんなに緊張しながら、準決勝、決勝を迎えたのは、ワールドベースボールクラシック以来だ。
まさしく、故郷を応援するかのように、日本文理を応援した。
新潟の人々は、どれほど歓喜し、興奮したのだろうか。
新潟の最も長い夏となった。
話は遡り、日本文理がベスト8に進出した頃、
新潟市の街には、号外の新聞が貼られていた。
俺は、チラッとその新聞を横目に、
グローブをビニール袋に入れ、友達の所に向かった。
キャッチボールをしに、新潟に来たってのも、
北海道と新潟の距離を超越しているみたいで、なかなか愉快だ。
キャッチボールをしに新潟に来たってのはあながち嘘でもない。
GALLERYN7のオーナー、コータさんと前から約束していたんだ。
俺が新潟市に着いたのが夜の7時で、
キャッチボールには、少しばかり遅い時間になっちゃったけれども、
俺達は夜の公園でキャッチボールを始めた。
静かな公園で、鳴り響く、グローブに吸い込まれるボールの音。
街灯の明かりでするキャッチボール。
汗をかいた後に飲むコーラ。
わざわざ集まってくれたN7で出逢った友達。
いつも、いつも、ありがとう。
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