どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

『リアル鬼ごっこ』山田悠介:幻冬舎文庫

次の話が気になって、ついつい一気に読んだ本。
読み出したら、止まらなかった。

この本は、
佐藤さんという名字の人、500万人を対象として鬼ごっこをする話。
佐藤姓を皆殺しにするために鬼ごっこは行われる。
それで、「リアル鬼ごっこ」。

なんで、佐藤さんが対象になったかというと、
馬鹿王が佐藤という名字で、同じ名前の人が、国に500万人もいることが、気にくわなかったから。
まさしく馬鹿王。

期間は一週間。
すごいリアルに、「自分がその状況だったら、どうなるか?」ということを考えながら読んだ。

そもそも、この本を手にしたのは、
この本が、協同出版により、出版された本という話を聞いたから。
協同出版とは、出版社と著者が金を出し合う。
よって、著者もリスクを伴う。
自分の本を作ってみたいと動いている俺としては、
こういう経路で、35万部も売れた本は気になる。
そんな訳で読んだんだけど、内容もおもしろくて、一気に読んだ。