まいった。眠れない。
現在、深夜の2時50分。
タバコも切れていたから、コンビニまで買いに行ってきた。
眠れないことなんて、珍しい。
年に数回くらいのもんだ。
俺はすぐに眠れるし、どこでも眠れる。
まだ、眠れそうもなさそうだから、更新することにした。
今日は、方言の話。
俺は北海道生まれ。
19歳で北海道を離れた。
北海道を離れて初めて、方言だったんだなあと気づいた言葉がある。
「はんかくさい」、「ばくる」
今、思いつくのはこんな程度。
「なまら」は方言だって知っていた。
ナマラとは、北海道の方言で「とても」という意味。
最近、知ったのだが新潟の方言でも「ナマラ」は「とても」という意味らしい。
「ナマラ」
なかなか良い響きだ。
北海道にいる時から、俺の話し方・雰囲気は独特だってよく言われた。
独特だって言われるのは嬉しかった。
何か人と違うってことに生き甲斐を感じていた。
みんながビックリマンのシールを集めているのに、一人でドキドキ学園のシールを集めていたくらいだ。
顔も普通、名前も普通、学校の成績も普通だから、せめて話し方くらい独特でいようと決めた。
北海道を離れてからも同じだ。
俺は、自分の生きてきた土地の言葉は大切にした方が良いと思っている。
誇りを持った方が良いと思っている。
大阪人がテレビで堂々と大阪弁を使っているように、俺も堂々と北海道の方言を話す。
通じない言葉は、仕方がないから変えたものもあるけれど。
話し方を変えると、リズムが崩れる。
話し方を変えると自分らしさが失われる気がする。
「それにしても、眠れね〜。なまら、やべ〜」