ふと窓に目をやった俺は、凝視した。 「雪か?」 小さな、小さな、白い粒が、 ふわり、ふわりと、宙を舞う。 いくつもの、白い粒が、宙を舞う。 「雪だ・・・、やっぱり雪だ。・・・あれ?雪虫は?」 北の大地へ、雪の訪れを伝える虫、 ”雪虫”。 雪虫は、羽…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。