どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

古本とビール「アダノンキ」に行ってきたよ。

北海道に、「カイ」という雑誌がある。北海道の地方誌はいくつかあるけれど、「カイ」が一番、おもしろいんじゃないだろうか。

 

※この記事を書くに当たり、「カイ」のホームページを読んだら、平成28年4月より、Webマガジンに移行していた。どうりで、最近、見かけないわけだ。

 

kai-hokkaido.com

 

私の家にも何冊かあり、先日、久しぶりに手に取った。

 

開いてびっくりした。私の好きな本屋さんが何軒も特集されていた。

 

くすみ書房(札幌)、いわた書店(砂川)、ワールドブックカフェ(札幌)、ブラウンブックスカフェ(札幌)、書庫303(札幌)・・・。

 

その中に、古本とビール アダノンキという名前があった。そういえば、聞いたことがある店だけど、行ったことがなかった。

 

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今日、古本とビール「アダノンキ」に行ってきた。

店内にはカウンターがあり、先客の男性がビールを飲んでいた。

なぜ、ビールと古本なのだろうか。

 

カイには、移転前のアダノンキの写真と、こんな記事が書かれていた。

 

音楽ライブやイラスト教室といった、単なる本の売り場にとどまらない、本と人とを結ぶ新たなきっかけづくりを積極的に行なっている。(カイvol.14)

 

今の店舗だと、ライブは難しそう。本に囲まれ、ビールを飲みながら、ライブを聴くなんて、素敵な空間だったんだろうな。そんなアダノンキを見て見たかった。

 

良いなと思ったのは、古書以外にも新刊書があるところで、見たことがない本がいくつも並んでいた。

 

3冊買ってきた。

 

うまくいかないのが当たり前の人生に、立ち向かう勇気をくれる1冊

仕事で、課題や提案なんかを、うまく説明できるようになりたいと思ってきたけど、うまく説明できるようにならず、もどかしさを感じている。

 

先日も、うまく説明できず、ついつい熱くなり、胃がキリキリした状態で自宅に帰って来て、久しぶりに食欲がなくなった。

 

何歳になっても変わらんなあと思いながら、こうなったら、うまく話せなくても、言いたいことを、言ってやろう、とも思った。

 

そういえば、私みたいに、うまく話せるようになりたい人たちが登場する本が、家にあったな、と思い、手に取った本が、しゃべれども、しゃべれども。

 

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

 

 

いやあ、この本。すごい良い。夢中になって一気に読んだ。

 

本を読んだからといって、うまく話せるようにはならないが、うまく話せない私の背中を押してくれた。

 

自分が大事だと思っているものから逃げると、絶対に後悔する。(「しゃべれども、しゃべれども」佐藤多佳子

 

物語の展開の仕方が良いんだよね。しゃべれども、しゃべれどもに登場する人たちは、挫折を何度となく味わう。「そうだよね、人生、そんなうまくいかないよね」と本を読みながら、物語の展開に唸る。ただ、そこで終わってしまっては、読んで良かったとはならない。その挫折との向き合い方が絶妙。登場人物たちを応援したくなるし、私もがんばろうという気持ちにさせてくれる。

 

自信って、一体何なんだろうな。自分の能力が評価される、自分の人柄が愛される、自分の立場が誇れる。そういうことだが、それより、何より、肝心なのは、自分で自分を”良し”と納得することかもしれない。”良し”の度が過ぎると、ナルシシズムに陥り、”良し”が足りないとコンプレックスにさいなまれる。だが、そんなに適量に配合された人間がいるわけがなく、たいていはうぬぼれたり、いじけたり、ぎくしゃくとみっともなく日々を生きている。(「しゃべれども、しゃべれども」佐藤多佳子

 

一期一会。同じお茶会というのは決してない、どの会も生涯にただ一度限りだという心得。その年、季節、天候、顔ぶれ、それぞれの心模様、何もかもが違う。だからこそ、毎度毎度面倒な手順を踏んで同じことを繰り返し稽古する。ただ一度きりの、その場に臨むために・・・一期一会。ただ、ひたすら心をこめてしゃべるのみ。(「しゃべれども、しゃべれども」佐藤多佳子

この2つは、ここ近年、仕事を通して、私も同じことを考えていたので、共感した言葉。

 

そんなわけで、うまくいかないのが当たり前の人生に、立ち向かう勇気をくれるそんな1冊でした。

 

ぜひ。

 

そういえば、うまく話せるようになりたくてこの本を注文したわ。

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツ

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツ

 

 

子どもだけが辿りつける場所があると思うのです。

八海山という新潟の山で、小学生が迷ってしまって、捜索願が出されたが見つからず、1週間が経ち、捜索も打ち切られた頃、小学生が戻って来た。その小学生は、「天狗に助けてもらった」と言ったそうだ。この話は、当時の新聞にも載っていたと聞いた。

 

私は、この話が好きで、小学生が、このような話を私にしてきたら、必ず、信じてあげられる大人になろうと思った。

 

そう思っていた私に、一昨年だったか、中学生の一人が、「友達が天使が見えるって言ってた」と急に、私に天使の話をしだした。どうも、天使にお願いごとをすると、願いごとが叶うらしい。友達は、ゲームソフトをお願いし、クリスマスだったかに、家族からプレゼントされたと言っていた。直接、こんな話を聞けるなんて思っていなかったから嬉しかった。

 

そんな話を、昨日、大学生にした。すると、その大学生が、「私も小さい頃、お母さんと散歩をしていて、こびとの村にたどり着きました」と言う。子どもの時だったので、夢でみたことなのか曖昧になっていたけど、この前、お母さんから、こびとの村の話が出て、やっぱり、小さい頃、見たんだって思いましたと言っていた。こびと自体はいなかったが、小さい家がいくつもあったという。子どもだけがたどり着けるもんだと思っていたけど、お母さんも辿りつけたなんて羨ましい、と私は答えた。

 

そんな私は、ジブリで一番、「トトロ」が好きです。

 

あの話には夢がある。

猫好きにこの本を捧げる。

30年後、どんな世界になっているだろうか?

 

介護用ロボットができていれば良いんじゃないかと思った。一人になっても、住み慣れた自宅で、誰にも迷惑をかけず、生活できる。30年後は難しそうだから、実用化に向けた動きが出る頃だろうか。

 

この本は、冷凍睡眠し、30年後の世界に行くという物語。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

1970年と2000年(30年後)が舞台。この本の初版は1957年なので、作者は、43年後の2000年を想像しながら書いたのだろう。そんなことを想像しながら、私が経験した実際の2000年とを突き合わせるのもおもしろい。

 

2回読めば、もっと理解できるかもしれない。タイムスリップの話は、深く考えるとわけがわからなくなる。

 

この本の好きな言葉をメモ。

 

なんど痛い目を見ようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。・・・ただ生きていることそれ自体、生命の危険につねにさらされていることではないか。そして最後には、例外ない死が待っているのだ。(「夏の扉ロバート・A・ハインライン

 

人間はどうしても少しは罪のない嘘をつかなきゃ、おたがいに仲良く暮らしてはいけないって前からいってたもの。嘘っていうのは、悪用しちゃいけないけど、つかわなきゃならないときもあるんですって。(「夏の扉ロバート・A・ハインライン

 

そういえば、この本を手にとった理由は、最初のページに書かれていた「世のすべての猫好きに、この本を捧げる」という言葉に出会ったから。

 

そうです。私は猫好きです。

胃がキリキリと痛む。どうして同じ過ちを繰り返すのだろうか。

7連続勤務も残すところ明日と明後日。

 

風邪の状態は、まだ良くない。声が出なくなってきた。

 

そういえば今年に入って、一人作戦会議という名の提案資料を作る時間を設けていなかったな、と気づいた。

 

提案の場は突然、与えられる。

 

「明後日、会議できる?」と言われた時には、当然、提案資料はできていない。しかも風邪で体がだるい。

 

が、そうは言ってられない。1日で提案資料を作り、本日、会議。

 

冷静に意見を言おうとして、いつものように熱くなってしまう。

 

ああ、またやってしまったなと、胃がキリキリしながら帰宅。

 

なぜ、何歳になっても、うまく話せないのだろう。

 

夏の甲子園の前哨戦。春季大会に注目!センバツで活躍した高校は !?

高校野球の大会は、秋、春、夏と計3回開催される。

 

センバツの出場がかかっているのが、秋の大会で、夏の甲子園は、夏の大会。その夏の大会のシード争いをするのが、春の大会。

 

これまで、春の大会に注目したことはなかったけれど、今年は、センバツもほぼ毎試合観たし、夏の大会は現地で観戦しようと思っているから、春の大会もネットでチェックしている。

 

春の大会が終わっているのが、九州地方。九州地方の覇者は、九州国際大付(福岡)。九州国際大付は、センバツには出場していない。

 

センバツで注目したチームを見てみる。

 

まずは、神奈川大会。

神奈川といえば、センバツベスト4の東海大相模がいる。センバツでは、東の横綱と称されていた。その東海大相模は、準決勝で、桐光学園に2-5で敗退。決勝は、横浜高校が、8-1で桐光学園を下している。さすが激戦区。

 

高知大会。

ご存知のとおり、神宮大会の覇者である明徳義塾がいる。明徳義塾は、高知大会を制し、四国大会に進出したところ。

 

三重大会。

センバツベスト4の三重高校は、2回戦敗退。

 

最後に、山口大会。

下関国際高校が、決勝で宇部工に9-5で敗退。

 

あと、注目している高校は、明秀日立(茨城)、乙訓(京都)かな。

友達がいない

鼻をおもいっきりかむと、目からも空気が漏れて気持ちが悪い。

そんなわけで、今日も、早々と帰宅。

 

車を運転しながら、ぼおっと、5月が頭を過ぎる。

 

5月病があるのはゴールデンウィークが楽しすぎるからだな。ゴールデンウィークがずっと仕事の私は、5月病にならんな。

 

大学1年生が大学を辞めるのが多いのも5月って聞いたことがある。4月に友達ができなくて、ゴールデンウィークに実家に帰って、昔の友達と会ったら、大学に戻りたくなくなっちゃうんだろうな。

 

そういえば、大学の友達で、友達があまりいなかったという友達がいたけど、友達がいなかったって、人に言えるのってすごいよなあ。あの人は、元気だろうか。

 

その友達を思い出して、車を車庫に入れる前に、携帯電話で電話番号を探すが見当たらない。連絡先を聞いたはずなんだけど。

 

自宅に入って、ブログを確認する。あった。この記事がその友達のことを書いた記事。2006年だから、かれこれ12年前。

 

関連記事:東京都庁がある街で再び

rakuunanzyuku.hatenablog.com

 

そういえば、ハガキも来ていたっけ、とダンボール箱を探す。

 

2004年と2010年の2回、ハガキが来ている。

 

この住所に出したら届くだろうか。近々、手紙を書いてみよう。

 

忘れてるだろうか。