どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

東京都庁がある街で再び


この文章を一人のトモダチに捧げます。


今日、ひさしぶりに、ふとあるトモダチを思い出し連絡した。
そのトモダチは、俺が勝手にトモダチだと思っているだけなのかもしれない。
そんなトモダチに捧げる今日の日記。


そのトモダチとは学生時代に二言、三言、話した程度の顔見知りだった。
ただ、たまたま同じ学年で、
ただ、たまたま同じ授業で、
ただ、たまたま与えられたグループで、
二言、三言、授業に必要な会話をしたくらいだった。


卒業して2年後のコト。
会うはずもない東京都庁のある街、新宿で再会した。
たまたま同じ研修会に参加していた。
「ひさしぶり」と何となく照れくさい感じで、機械的な挨拶を交わした。

すると、そのトモダチから「お昼ご飯でも一緒に食べようよ」と想像だにしない展開。
なぜなら、どちらもご飯を誘うタイプじゃないから。


その研修会の間、学生の頃の長い期間でも話さなかった量の話を、
一週間足らずで優に超えた。


すごいおもしろかった。


そのトモダチは、俺にこう言った。
「家と学校の往復だけだったから、トモダチもあんまりいない」


最近、思うのだけれど、
「孤独」の時間を経験している人は魅力的な人が多い。
俺が出会った数少ない経験からだけど。

なんか、独自の視点を持っているというか、
なんか、独自の感性を持っているというか、
魅力的な人が多い。


もう会わないだろうと思う人はかなりいる。
ただ、たまたま与えられた状況で、二言、三言、機械的な会話をしただけの人。

そのトモダチに新宿でたまたま再会したのはラッキーだった。
これからも連絡していたいと思った。
まあ、他のトモダチと同じく、一年に数回くらいの連絡かもしれないけれど、
その場限りで、終わるにはもったいない。

また、今度連絡してみよう。
俺は勝手にあなたのことをトモダチだと思っています。